...此のハンドルを一方の方へ廻すと...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...加減弁(レギュレーター)の把手(ハンドル)を扱うのにも彼はこのように引いたとか...
上田広 「指導物語」
...ハンドルの上に首を縮(ちぢ)めながらも...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...美しいスピード・メーターがついているし、ハンドルも、黒光りにぴかぴか光っていて、まだ倉庫から町へ走り出して間もない外国製の自動車であることが、千二にもよくわかった...
海野十三 「火星兵団」
...大きさに不相応なる大型の金具及び把手(ハンドル)を備(そな)え居り...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...界磁抵抗器(かいじていこうき)のハンドルを握りしめて...
海野十三 「空襲葬送曲」
...扉の把手(ハンドル)に手をかけると...
海野十三 「崩れる鬼影」
...黙々とハンドルを握った...
海野十三 「深夜の市長」
...はい」「はやくハンドルをまわせ...
海野十三 「太平洋魔城」
...ハンドルを切って...
海野十三 「爆薬の花籠」
...ボートの中には、一人の黒い洋服を着た男が、まるで競馬の騎手か、自転車競争の選手みたいに、猫背になって、ハンドルの上に、かがみ込み、傍目(わきめ)もふらず、前方を見つめていた...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...知らずに扉(ドア)のハンドルと一緒に守宮を握ったりして...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...ハンドルを神戸の方へ向けた...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...ハンドルへ手をかけた運転手の台へ飛び上った...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...扉(ドア)に近い健策が大急ぎで把手(ハンドル)を引くと扉(ドア)の外の暗いリノリウムの床に...
夢野久作 「復讐」
...彼は廻すハンドルに手心も加えず突き放すのだった...
横光利一 「旅愁」
...ハンドルを持つとこんどは元気づいて...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...部屋の把手(ハンドル)をあらあらしく廻した...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
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