例文・使い方一覧でみる「かに座」の意味
スポンサーリンク...静かに座を立って人のいない二階のほうに行ってしまった... 
有島武郎 「或る女」
...賽銭のほかに座料を収入することあり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...微かに座席にひびいてくるぐらいで...
海野十三 「太平洋魔城」
...他の一人は静かに座席に腰をかけたままで...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...徐（しず）かに座敷の中へ這入（はい）って...
谷崎潤一郎 「細雪」
...床板に直かに座布団（ざぶとん）を敷き...
谷崎潤一郎 「細雪」
...僕は薄闇のなかに座りながら考えていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...徒刑囚らはぬれた敷石の上に泥のなかに座らせられた...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...「こっちへお入り」お松はしとやかに座敷の中に入りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...金座人のほかに座人格...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そこへ静かに座をしめて見ると平生乱雑の上にも乱雑を重ねて居た机辺（きへん）が清潔になつて居るで...
正岡子規 「墨汁一滴」
...薫も静かに座へもどり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...にわかに座より躍（おど）り上がり...
森鴎外 「舞姫」
...作者がいかに座蒲団とは縁の遠い生活をしていたかがうかがわれるのではないかとおもう...
山之口貘 「詩とはなにか」
...志保はそこでしずかに座を立った...
山本周五郎 「菊屋敷」
...彼は静かに座を滑ると...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...静かに座に着いた...
吉川英治 「新書太閤記」
...どうお考えになられるのか」「さよう」善信は一同のあいだへ静かに座をとって...
吉川英治 「親鸞」
便利！手書き漢字入力検索