...およびこの有毒な小果実から得られる技術的にブラック・エクストラクトまたは人によってはハード・マルタムと呼ばれる抽出物を使用する...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...家具調度のたぐいもアブストラクトふうの最新様式のものがそろえてあった...
江戸川乱歩 「影男」
...和蘭(オランダ)ユウトラクト在なになに郡大字(おおあざ)何とかドュウルンの部落である...
谷譲次 「踊る地平線」
...退屈し切った麦の穂が――ユウトラクトの停車場で...
谷譲次 「踊る地平線」
...そうしてその論文のアブストラクトと帰結とだけを承認することになっている...
寺田寅彦 「科学と文学」
...本編の初めに述べたように俳句という特異な詩形の内容と形式の中に日本民族の過去の精神生活のほとんど全部がコンデンスされエキストラクトされている...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...コントラクト・リサーチが支配的である...
中井正一 「調査機関」
...ちょっと仲入り(アントラクト)ということにしましょう...
久生十蘭 「キャラコさん」
...それで一旦引き分けて中入り(アントラクト)になった...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...中入り(アントラクト)がすんで...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...四囲の情況と与えられた事実を材料に此の犯罪の行程を如実に組立直す(リコンストラクト)べく推理し想像することである――被害者ドロシイ・シュナイダアは...
牧逸馬 「双面獣」
...君たちの多くがシュールやアブストラクトやアンフォルメなどへ自ら方向をとろうとしていることには...
三好十郎 「絵画について」
...つまりがシュールやアブストラクトはいつでも描けるがすぐ飽きる...
三好十郎 「絵画について」
...「解釈」から絵を描けば、一方において唯美主義やデカダンスが生れ、一方においてキュービズム、アブストラクト、シュールその他が生れる...
三好十郎 「ゴッホについて」
...アブストラクトやシュールを批判して否定して...
三好十郎 「ゴッホについて」
...彼は抽象的(アプストラクト)理想派の審美學を排して...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...唯其理想は抽象(アプストラクト)によりて生じ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
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