...三〇年後(一六四四年)にデカルト(Descartes 一五九六―一六五〇年)が次のような宣言をしていることである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...デカルトは、このように恒星から遊星に変る過渡の段階については、地球に関する記載中にこれよりも一層詳しく述べている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ライブニッツはデカルトと同様に地球の初期もまた強く灼熱された状態にあったと考えた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...かの近世哲学の祖先たるデカルト...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...献身とか謙譲とか義侠とかの美徳なるものが、自分のためという慾念を、まるできんたまかなにかのようにひたがくしにかくさせてしまったので、いま出鱈目(でたらめ)に、「自分のため」と言われても、ああ慧眼(けいがん)と恐れいったりすることがないともかぎらぬような事態にたちいたるので、デカルト、べつだん卓見を述べたわけではないのである...
太宰治 「もの思う葦」
...近世哲学の発端は大陸の隠遁家デカルトよりも寧ろイギリスの偉大な俗物ベーコンにあったと云わねばならぬ...
戸坂潤 「科学論」
...その最初の論文「活力の真の計算の考え」はデカルトとライプニツとの相反発すると考えられた二つの見方に就いて論じたものであるが...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...その意味において所謂ラショナリズム(デカルト的機械論が之を代表している)に真理はなく...
戸坂潤 「思想としての文学」
...このデカルト主義からドビラン風の内部的人間学を導くことも出来るし...
戸坂潤 「思想としての文学」
...要するにコーギトー・エルゴー・スムから出立したデカルト哲学は...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...而してそこからデカルト哲学が出立したのである...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...デカルトからスピノザへの方向の徹底化と同様である...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...デカルトにすらそれがあると思われる...
西田幾多郎 「フランス哲学についての感想」
...デカルトもスコラ哲學に從つて人間を神と無との間の...
三木清 「認識論」
...さてデカルトにおいてのやうに人間の意識...
三木清 「認識論」
...かやうにしてデカルトの懷疑の目的の一つは超越的なものを排してすべてを内在的に考察し得る如き立場を發見することにあつた...
三木清 「認識論」
...デカルトの意識の解釈は絶えず学的認識に対する支配的なる関心によって導かれている*...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...フランスの唯物論にはその起源をデカルトにもつものと...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
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