...又は1容の疑問があるトウガラシと3容の硝酸カリウム(または2容の塩素酸カリウム)の混合物を一度に少しづつ赤熱したルツボに投げ入れて植物としての部分を分解する...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...巴黎(パリ)で捕縛されて監獄へ投(ほう)り込まれた咄(はなし)をボツボツ話した...
内田魯庵 「最後の大杉」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...春は香の好いツボスミレ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ソコデ タウトウ イチバン イタダキニ ヰタ ツボミガ オメメヲ ヒライテ花(ハナ)ニ ナリマシタ...
新美南吉 「ウマヤノ ソバノ ナタネ」
...もうボツボツ帰り支度をする者の多い時分でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ガラッ八の耳へもボツボツ入って来る頃は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...つまりツボスミレの場合のツボは庭先きにつづいた野も一緒に含めて言ったものである...
牧野富太郎 「植物記」
...なお今日でも庭先きの事をツボと呼んでいる...
牧野富太郎 「植物記」
...彼の繖形科品のツボクサは坪クサすなわち庭クサの意で...
牧野富太郎 「植物記」
...このツボスミレは前記のとおり紫花の咲くスミレで...
牧野富太郎 「植物知識」
...九日はなお前日に続いて登山の用意をすることになった、一体はこの日早朝から山に向って踏み出すべきはずであったが、天気模様が悪いので、今一日滞在して充分に用意をしたら宜(よ)かろうということで、結局雨のために一日滞在することになった、午後になって雨は漸(ようや)く止(や)んで五時頃から晴天となったので、未だ暮れるには間があるからといって、一同は燈台のある岡の近辺に採集を試みた、この岡は昨日採集した方面とは全く反対であるが、自生している植物の種類は、センダイハギ、ハチジョウナ、イヌゴマ、ハマニンニク、エゾノヒナノウスツボ、ハマエンドウ、アキカラマツ、ノゲシ、ハマハコベ、イチゴツナギ、ホソバノハマアカザ、ナミキソウ、オオバコ、オトギリソウ、ヤマハハコ、アキタブキ、ハマベンケイ、カセンソウ、イヌタデ、イブキジャコウソウ、エゾオオバコ、オチツボスミレ、シオツメクサ、エゾイヌナズナなどであったが、その外にノボロギクがこの辺にも輸入されているのを見た...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...ボツボツ来始めた人達を案内しているところへ...
松崎天民 「友人一家の死」
...絶えず下目をしてボツボツ低く話す...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...それでこしらえた団子をツボ団子ともいうが...
柳田國男 「食料名彙」
...またボツボツと馬の鈴と人の足が前へ進み出してから...
吉川英治 「江戸三国志」
...ボツボツ上流(かみ)へ出かけようじゃねえか」「ばか野郎め...
吉川英治 「江戸三国志」
...この年の秋ごろからボツボツ「頼朝ノ舎弟九郎ナル者」という記事が見え出しているが...
吉川英治 「随筆 新平家」
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