...ツグミも窓の格子(こうし)の所にとまって...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「野のはくちょう」
...八 今トラツグミという鳥...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ツグミとともに来鳴かんを...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...わたしは普通庭や果樹園にしげしげ通う種類のものばかりでなく、村びとたちに歌を聞かせることがない――あっても稀な――もっと野性的でもっとはげしい感動をあたえる森の歌鳥たち――森ツグミ、黄褐ツグミ、紅ウソ、野スズメ、ヨタカその他の多くの小鳥にも、より近くなった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ツグミがあたりに鳴き...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...近くのカバの樹の梢(こずえ)の枝さきにブラウン・スラッシャー――赤ツグミと呼ぶのをこのむ人もある――が朝じゅう鳴いている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...五月三日か四日かにわたしは池のなかにカイツブリを見、この月の第一週にはヨタカ、トビイロツグミ、ヴィーリ、モリオオルリ、チウインク、その他の小鳥を聞いた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...モリツグミはずっと前に聞いた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ツグミではないから安心して食って下さいませ...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...鴉、ヒヨ、ツグミ、百舌鳥、頬白、目白、ヒタキ、ミソサザヱ、等々、小鳥のうたはほんたうにうれしい...
種田山頭火 「其中日記」
...羽を焼かれたツグミのように...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...風や霧の通り道だけでなく北国の鉛色の冬足に追われたツグミの群れが...
細井吉造 「二つの松川」
...人間の狡智の前には無心なツグミは毎年くりかえされる犠牲にすぎない...
細井吉造 「二つの松川」
... ツグミや コマドリが うたいます ―― でも 歌は もう ただの かすかな音...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「グロスターのふくやさん」
...再びヒンデンブルグの前髪のような黒い密林のかなたへ遠くツグミの群がとび立った...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
...ツグミがつばさをたれ...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...ツグミは言いながら...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...あれがクロツグミだと教えてもらった鳥が...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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