...沖合から荷を積んでダルマ船が桟橋(さんばし)の方へやって来るうち...
海野十三 「地中魔」
...いずれはマクラ専門のユキダルマに相違ないが...
高見順 「いやな感じ」
...それもこの植民地のユキダルマ(枕芸者)上りと思われるここのおかみが帳場から...
高見順 「いやな感じ」
...かなり大きなダルマ舟もある...
高見順 「いやな感じ」
...」それから彼はダルマシー公に尋ねた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「あだ名をダルマつて云ふんだよ...
葉山嘉樹 「氷雨」
...それでダルマつて云ふんだよ」「さうかい...
葉山嘉樹 「氷雨」
...上げ手の姿は見えないがウナリを取りつけたダルマ凪があがつてゐた...
牧野信一 「山峡の凧」
...その癖お調子者で直ぐにふわふわと飛びあがるといふ理由で昔からダルマ凧といふ仇名が...
牧野信一 「円卓子での話」
...退屈したダルマが手をのばしたり足をのばしたりする絵があるでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それとも久保多の町でダルマになつて子ば育てるか……...
三好十郎 「妻恋行」
...隅田川のダルマ船の船頭さんである...
山之口貘 「酒友列伝」
...一緒にダルマ船に乗っていたが...
山之口貘 「酒友列伝」
...それぞれのダルマが一様に...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...暴風に逢った七隻のダルマ一行が...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...一塊りになった一群のダルマは...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...ダルマというその名や形からして...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...縁側で日なたぼっこをしている三毛猫を捕まえてダルマさんが睨みつける...
夢野久作 「キューピー」
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