...聞いているのか、ダルマ、こちらむけ、われも淋(さび)しい秋の暮、とは如何(いかが)? お助け下さい...
太宰治 「虚構の春」
...男一人(私に)女五人(二人はダルマ...
種田山頭火 「旅日記」
...雪ダルマになってしまうです...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...「ダルマ山」に対しジャヴァの「ティエリマイ」...
寺田寅彦 「火山の名について」
...幕府時代にオランダからある大名に贈られたダルマ型の印刷機が陳列されてあるといふことも興味があつたのである...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...その古風なダルマ型プレスのそばに...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...また片方では高速度輪轉機や動力式ロールやダルマ型プレスといふ順に...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...」それから彼はダルマシー公に尋ねた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして、ダルマノメだの、カノコシボリだのという札をぶらさげるので、みんな笑います...
林芙美子 「お父さん」
...その癖お調子者で直ぐにふわふわと飛びあがるといふ理由で昔からダルマ凧といふ仇名が...
牧野信一 「円卓子での話」
...番頭さんが今日来てね――」「…………」「何とかいふダルマ茶屋で喰ひ逃げをして...
牧野信一 「円卓子での話」
...それとも久保多の町でダルマになつて子ば育てるか……...
三好十郎 「妻恋行」
...一緒にダルマ船に乗っていたが...
山之口貘 「酒友列伝」
...それぞれのダルマが一様に...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...三行のダルマが同じ方向へいそいそと急いでいる...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...いよいよダルマ生活の伝統に触れて来たのかと思うと...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...一日三百トン位の鉄屑をダルマから引き揚げているわけだ...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...縁側で日なたぼっこをしている三毛猫を捕まえてダルマさんが睨みつける...
夢野久作 「キューピー」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??