...ゾクゾクと寒さが背に迫るので...
石川啄木 「病院の窓」
...ゾクゾクと寒さが背に迫るので...
石川啄木 「病院の窓」
...ゾクゾクと寒くなってきた...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...「こいつは五十万円の値うちがありそうだぞ」かれはゾクゾクするほどうれしくなってきた...
江戸川乱歩 「影男」
...読者諸君は低調な読物ほど「ゾクゾク」「ブルブル」「ハラハラ」「ヒヤヒヤ」「ドキドキ」「ドキン」「ゾーッと」「ギョッと」「アッと」「ハッと」「キャッ」「ゲッ」などの言葉に満ちているのを思い出すことができるであろう...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...首筋からゾクゾクとうそ寒い感じがして...
橘外男 「逗子物語」
...ゾクゾクしてたまらないくらいです...
中里介山 「大菩薩峠」
...ゾクゾクと寒気(さむけ)が立ち...
中里介山 「大菩薩峠」
...背に擦硝子を思つたゞけでゾクゾクとしながら...
牧野信一 「悪筆」
...それを毛がゾクゾクと生えている貌に見立ててそこで毛茸の字が生れたわけだ...
牧野富太郎 「植物記」
...ゾクゾクと小圓太は喜んでいた...
正岡容 「小説 圓朝」
...お通夜の晩に見世の小僧が穴蔵へ落ちて即死」再び金兵衛ゾクゾクと慄えて「ああこの家も長いことはあるまい」と長嘆息する...
正岡容 「我が圓朝研究」
...香り高い茸がゾクゾクと出て居るので段々彼方(あっ)ちへ彼方へと行くと小川に松の木の橋がかかって居た...
宮本百合子 「悲しめる心」
...思い返してゾクゾクすると言つたような事は...
三好十郎 「肌の匂い」
...たまらない程ゾクゾクしました...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...全身がゾクゾクして来るのを我慢する事が出来なかった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...急に森を抜出たせいか吹曝(ふきざら)しの車の上にいると霧雨が肌にまで沁透(しみとお)って来てゾクゾクした寒さに襲われて来ました...
蘭郁二郎 「穴」
...しっとり濡れたシャツの肩のあたりが変にゾクゾクと鳥肌立って来るのでした...
蘭郁二郎 「穴」
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