...バビロニアの僧侶ベロスース(Berosus)の言葉として伝えられているところでは『始めにはすべてが闇と水であった』ことになっている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...超短波は電気天井をスースー外へ抜けていたのでした...
海野十三 「科学が臍を曲げた話」
...指の股の辺がスースーと涼しくなりました...
海野十三 「科学が臍を曲げた話」
...ガタンと落とした窓からスースー脱(ぬ)けていってしまって...
海野十三 「キド効果」
...夜汽車でたつんだ」赤ん坊の志奈子はスースー寝ていた...
高見順 「いやな感じ」
...鼻をスースーいはせつゝ...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...大工がかんなをかけるようにスースーと髭(ひげ)をそる...
夏目漱石 「倫敦消息」
...スースーと冷たい風を吸いこんで火傷をした舌を冷しながら立てなおす...
久生十蘭 「だいこん」
...たゞスースーと云つてゐるばかりな浅猿しい悴の姿を...
牧野信一 「鏡地獄」
...ちよいとハンドルを廻すとそれがスースーと上下する想ひにばかり打たれてゐる...
牧野信一 「日本橋」
...床を歩く群集のたてる擦るようなスースーという音...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
...隙間風がスースーと顔をなでる家ながら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今でもスースーですか? 呉々お大切に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...風がスースーと体にしみてしみて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...中でスースーいびきをかいて眠っているんですよ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...そこで死物狂いになってスースーフウフウと音無しの笛を吹き立てたが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...頭から布団を引冠ってスースーと眠っている様子である...
夢野久作 「女坑主」
...涼しい風がスースーと吹きはじめまして...
夢野久作 「死後の恋」
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