...バビロニアの僧侶ベロスース(Berosus)の言葉として伝えられているところでは『始めにはすべてが闇と水であった』ことになっている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...スースーと歯をすすって...
泉鏡花 「婦系図」
...超短波は電気天井をスースー外へ抜けていたのでした...
海野十三 「科学が臍を曲げた話」
...指の股の辺がスースーと涼しくなりました...
海野十三 「科学が臍を曲げた話」
...夜汽車でたつんだ」赤ん坊の志奈子はスースー寝ていた...
高見順 「いやな感じ」
...スースーと冷たい風を吸いこんで火傷をした舌を冷しながら立てなおす...
久生十蘭 「だいこん」
...至つて酒に抵抗力の無い彼の肉体は恰もブランコにでも乗つて居るかのやうにスースーと浮いたり沈むだりしてゐるやうな気持になつた...
牧野信一 「公園へ行く道」
...ちよいとハンドルを廻すとそれがスースーと上下する想ひにばかり打たれてゐる...
牧野信一 「日本橋」
...風よ我らを共に吹けでどこへでもスースー行って平気だが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...隙間風がスースーと顔をなでる家ながら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今でもスースーですか? 呉々お大切に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...風がスースーと体にしみてしみて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...快感は微塵もなかった男もそうではなかったか彼は五分の後にはスースーと眠ってしまいそして翌朝私が目をさまして見ると残りのコッペパンを一つと...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...そこで死物狂いになってスースーフウフウと音無しの笛を吹き立てたが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...頭から布団を引冠ってスースーと眠っている様子である...
夢野久作 「女坑主」
...涼しい風がスースーと吹きはじめまして...
夢野久作 「死後の恋」
...袋の外から冷たい風がスースーと這入って来て...
夢野久作 「支那米の袋」
...スースーと麻酔している女たちの夜具までも...
夢野久作 「一足お先に」
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