...という明白な事実が日本のジャーナリストに一般には認識されていないのである...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...誤ってジャーナリストの擒(とりこ)となった学者はそのつかまった日一日だけどうにかしてのがれさえすればそれでもう永久に逃げおおせることができるのは周知の事実である...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...さくら音頭の銀座(ぎんざ)から遠望した本職のジャーナリストの目にいかに映じるかは賢明なる読者の想像に任せるほかはないのである...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...特にそれが科学者としての体験を持たないほんとうのジャーナリストの手によって行なわれる場合にはなおさらの考えものである...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...彼が学者であるかジャーナリストであるか...
戸坂潤 「科学論」
...資本主義的ジャーナリズムやジャーナリストがアカデミシャンから軽視されたり軽視するような態度を採られたりするのも無理ではないが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ジャーナリストというと所謂新聞記者のことだと決めている常識もなくはない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...又時とするとジャーナリストでさえありそうなこの文学者は...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...三 ジャーナリストの問題同人雑誌の声明書のような箇所を見ると...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...それがこの種のジャーナリストの職業的宿命のように考えられている...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...ここが他の戦争ジャーナリストに較べて著しい異色である...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...夫は丁度ただのジャーナリストや批評家が思想家でないのと同じなのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...レーニンが党員名簿にジャーナリストと書き込んだというから...
戸坂潤 「私の見た大学」
...このエネルギーがジャーナリストとして彼を成功させ...
平林初之輔 「黒岩涙香のこと」
...機敏なジャーナリストによって旧造された文学のカテゴリーがいわゆる実話文学であろう...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...小説でこそジャーナリストが課題を与えるということは比較的珍しかったが...
平林初之輔 「文芸は進化するか、その他」
...ジャーナリストたちの自立も弱められた...
宮本百合子 「ある回想から」
...どんなに強引なジャーナリストが追いまわしたところで...
三好十郎 「恐怖の季節」
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