...一杯のシトロンの飲めぬ為にも少からぬ不自由を忍んでいる...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...空気はシトロンのように爽(さわや)かであった...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...シトロン、十五銭...
太宰治 「虚構の春」
...シトロンも同様だ...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...あのシトロン君はまだ聖ケヴィンズ・パレードに達者で勤めているかしら? またあの古めかしい琵琶を持ってるマスティアンスキ...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...枸櫞樹(シトロン)...
中島敦 「光と風と夢」
...噎(む)せる程強いシトロンの香の立ちこめる熱い空気の中で...
中島敦 「光と風と夢」
......
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...シトロンの大きなコップを順繰りに廻して「乾杯」をしながら...
久生十蘭 「キャラコさん」
...暖い太陽の下では枝もたわわに檸檬(シトロン)が色づき...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...やがて定刻間近く檸檬(シトロン)と夾竹桃(ロオリエ・ロオズ)におおわれたるボロン山の堡塁(ほうるい)より...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...会の席で妾のコップにシトロンでなくビールがついであったのを思い出したにちがいありません...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...リボンシトロンなどの文字が見えた...
古川緑波 「清涼飲料」
...忽(たちま)ち前に裂くるは夕立のシトロン...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...シトロンでも煽(あふ)る調子で食事毎(ごと)に葡萄酒や茴香酒(アブサント)を飲む...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...わたしたちにオレンジとかシトロンとかくれたの...
アンドルー・ラング再話 Andrew Lang 大久保ゆう訳 「シンデレラ」
...「理想の苦(にが)みに味つけられた黄金色(こがねいろ)のシトロン」をちぎる悦びをもつとしたら...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...シトロンが決して落ちないようにするには...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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