...キザなことを言うようだが...
高見順 「いやな感じ」
...鼻持ちならぬキザな虚栄の詠歎に似るおそれもあり...
太宰治 「父」
...キザな言い方であるが...
太宰治 「父」
...どうなの? 男ですか?」いよいよキザな事を言う...
太宰治 「父」
...よくキザな女が「恋愛抜きの愛情で行きましょうよ...
太宰治 「チャンス」
...太宰はキザな奴だ...
太宰治 「美男子と煙草」
...談林風の洒脱や滑稽から入つて、キザな心の境も、調子の低い境も、月並の気持も、拙い場当りの感じも何も彼も通つて来た...
田山録弥 「心の階段」
...お絹という女は虫唾(むしず)の走るほどキザな奴だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...生(なま)な奴がキザな真似をすれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...最初からキザな奴だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...あのおっちょこちょいのキザな野郎...
中里介山 「大菩薩峠」
...「ほんとにイヤな奴、キザな奴、あのくらいイヤな奴も無いものですけれども、でもわりあいに度胸があるんですよ、お宝の切れっぱなれもいい方でしてね、やっぱり男はね……」おやおや、また風向きが変って来たぞ...
中里介山 「大菩薩峠」
...やっぱりキザなのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...時代のキザな流行熱で鹿鳴館時代のハイカラの如く...
萩原朔太郎 「ラヂオ漫談」
...そんな事を言わしてもキザな所が無い...
三好十郎 「肌の匂い」
...キザな運転手に突っつかれたりするたんびに...
夢野久作 「少女地獄」
...僕はキザな言い方だが「恋と芸術」に狂ったのだ...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
...大変光栄です」少しキザないい方だけれど...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
便利!手書き漢字入力検索