例文・使い方一覧でみる「ガチガチ」の意味
スポンサーリンク...歯の根がガチガチ鳴り始めた... 
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...かれらの目のリンのような光は、パッと、もえたつように強くなり、するどい牙を、ガチガチと、かみならし、するどいツメのはえた、両手をひろげて、首領のまわりをとりかこみ、いまにもくいつきそうな、ものすごい形相（ぎょうそう）をしめしました...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...歯をガチガチいわせながら...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...歯がガチガチ鳴って...
江戸川乱歩 「大金塊」
...寒さに歯をガチガチと打鳴らしながら...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...ガチガチコツコツと...
野中到 「寒中滞岳記」
...歯が金物のようにガチガチ鳴った...
林芙美子 「新版 放浪記」
...妙に体がガチガチふるえる...
林芙美子 「放浪記（初出）」
...錠をガチガチさせて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ベルナアルさんはガチガチと歯の根を震わせ...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...一分ほどガチガチやっていると扉が開く...
久生十蘭 「魔都」
...醜悪な顔が化物のようになり、むきだされた乱杭（らんぐい）歯が、ガチガチ、鳴る...
火野葦平 「花と龍」
...恐怖で歯がガチガチだ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...船長がガチガチの堅い動きで...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...ずきずきする」ビンセント卿の歯はガチガチ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...ガチガチと、歯の根も合わぬながらに、女房も、いくらか落ちついて、広海屋の指先の示すあたりに眺め入って、やっと泣き止んだころ、主人夫婦のすがたを見かけた手代、小僧、出入りの職人どもが、畳、屏風（びょうぶ）、火鉢なぞを、運んで来る...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ワ……（ガチガチと歯を鳴らす）……ど...
三好十郎 「胎内」
...あっしが談判に行った時に船長（おやじ）が入歯をガチガチさして...
夢野久作 「難船小僧」
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