...プラトーやカントの哲學と...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...)以上述べたところから考えてみてもカントの宇宙開闢説の基礎には実際の関係とは一致しないような空想的な仮定がたくさんに入っていることが分るであろう...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...イワバオ稲荷(イナリ)サンノ境内ニポカント立ッテイテ...
太宰治 「走ラヌ名馬」
...ある week-end に出入りの有力な病家に招待されてその田舎の会(カントリイ・パアティ)の客となったとき...
谷譲次 「踊る地平線」
...明らかに之はカントの立場の重大なる制限でなければならない...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...空間表象の根源性を説明し得るもの――証明し得るのではない――はカントの観念論に外ならない...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...もし一般に範疇を何かの意味に於て条件――カントに於てのように――と考えるならば...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...私はカントの先験的観念論なる批判主義に対して殆んど何等の同情を有たない...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...又カント自身の認識理論のスケールを著しく縮小したものと云う他あるまい...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...啓蒙君主の恩恵などをあてにしたカント的啓蒙活動でなかったことだけは確実である...
戸坂潤 「啓蒙の現代的意味と役割とについて」
...(カントの直観空間に極めて近い空間概念を与えるものはロッツェである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...特には立場(アプリオリ)の区別に専ら興味を持つ新カント主義哲学などによって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...理性の普遍的必然性が同時に実在の真理内容であるということこそカントの範疇論の真髄ではないか...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...以上のように解する時カントの立場は何の困難も含むものではない...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...これがカントのコペルニクス的転と称せられるものであって...
三木清 「哲学入門」
...とカントは書いている...
三木清 「哲学入門」
...ひとはカントのうちにも不思議に同じ思想が殘されてゐるのに出會ふ...
三木清 「歴史哲學」
...自然の技術もカントにおいては主として知識の立場から考へられた...
三木清 「論理と直觀」
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