例文・使い方一覧でみる「カチカチ」の意味
スポンサーリンク...すっかり稲を刈り取ったことをいう）を終えてカチカチになっている... 
石川欣一 「可愛い山」
...アックスをカチカチ爪でたたいて盃の数を重ねて行けば...
石川欣一 「可愛い山」
...カチカチカチッ...
海野十三 「○○獣」
...老人は何かカチカチ云わせている...
江戸川乱歩 「悪霊物語」
...やっとカチカチと鍵の音がして...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...そとからカチカチと鍵をかける音...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...長椅子の下からカチカチという時計の音がきこえてくる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...歯がカチカチと噛み合いました...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「消えた霊媒女」
...カチカチ山だの、ボウボウ山だの、名前からして妙に出来てる...
太宰治 「お伽草紙」
...この舌切雀にせよ、また前の瘤取り、浦島さん、カチカチ山、いづれも「日本一」の登場は無いので、私の責任も輕く、自由に書く事を得たのであるが、どうも、日本一と言ふ事になると、かりそめにもこの貴い國で第一と言ふ事になると、いくらお伽噺だからと言つても、出鱈目な書き方は許されまい...
太宰治 「お伽草紙」
...カチカチとやってやろうと思うんだ...
太宰治 「親友交歓」
...警板をカチカチと打つ...
中里介山 「大菩薩峠」
...カチカチと石の音がするんですもの」「飮みも食ひもしないのかえ」「お茶と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この高窓からばかりカチカチカカチなんて拍子木（ひょうしぎ）を打つんでしょう...
林芙美子 「魚の序文」
...カチカチ言ふでせう...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...或いはチカチカなんぼ・チケチケ何本・カチカチなんぼという処（ところ）もある...
柳田国男 「こども風土記」
...歯の根をカチカチと鳴らしながら...
夢野久作 「眼を開く」
...錠金具がかすかにカチカチとゆすぶれた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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