...元来さう云ふイズムなるものは...
芥川龍之介 「イズムと云ふ語の意味次第」
...批評家にさう云ふイズムの貼札(はりふだ)をつけられたのを許容(きよよう)する場合はありませう...
芥川龍之介 「イズムと云ふ語の意味次第」
...又もう一つイズムと云ふ語を或思想上の主張と翻訳すれば...
芥川龍之介 「イズムと云ふ語の意味次第」
...一つにはイズムの提唱に無経験な私は...
芥川龍之介 「イズムと云ふ語の意味次第」
...彼ら植物群の本能イズムとそのエネルギーは...
海野十三 「予報省告示」
...女王のその勝利はヒロイズムの結果ではない...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...安価なヒロイズムだ...
太宰治 「乞食学生」
...浅墓(あさはか)な、つめたい、むごい、エゴイズムさ...
太宰治 「八十八夜」
...そのかわりにペンキ塗りの思想や蝋細工(ろうざいく)のイズムが...
寺田寅彦 「写生紀行」
...クリティシズムという一つのイズム(主義か精神か一纏りの現象かをイズムという)を形成するための心棒は必ずあるので...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...まして通俗に世間で人間の道徳的評価の言葉として使うようにさえ見える所謂「ジャーナリズム」なるイズム(?)などは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...エゴイズムとの取り組みは歿後当時赤木桁平(今の右翼的代議士・池崎忠孝氏)が解説した通りだろう...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...ジャーナリズムでだからイズムであり主義であると思うのも...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...たとえば個人主義、社会主義、無政府主義、国粋主義、享楽主義、本能主義、自然主義、ダダイズム、ニヒリズムなど、いくらでも数えきれないほど無数にあるが、すべて「主義」と名称のつく一切のものは、各々の人が掲げるイデヤであって、その主観に取っての「あるべき世界」を思想している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...或る逆説的のヒロイズムがあり...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...自分の醜い鬼の心と、エゴイズムとが、時次郎は、我ながら、恐しかった...
火野葦平 「花と龍」
...娘を火の中に投じるヒロイズム至上主義はわかるし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...憎むべきエゴイズムである...
三好十郎 「日記より」
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