...「だれがもうこんなわがままな人の所に来てやるものか」そう思いながら...
有島武郎 「或る女」
...わがままな人からは逃げ...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...苦労を知らぬわがままな処女の...
太宰治 「お伽草紙」
...わがままな人である...
太宰治 「帰去来」
...わがままな形式の作品だったので...
太宰治 「鉄面皮」
...だんだんわがままな事を言うようになりました...
太宰治 「みみずく通信」
...實にわがままな人である...
太宰治 「無題」
...実にわがままな人である...
太宰治 「無題」
...恐らく贅沢でわがままな僕を満足させてくれるような処はどこへ行ったッてないのかも知れない...
辻潤 「ふもれすく」
...苦労にやつれた姉娘とほがらかでわがままな末のモダーン娘との中に立つ姉妹思いのお染の役がオリジナルな表情の持ち主で引き立っている...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...そうして外部からわがままな無理押しの加わらない事が緊要である...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...ただあまりに世間見ずのわがままなおぼっちゃんの象であった...
寺田寅彦 「解かれた象」
...こうまんでわがままな...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「灰だらけ姫」
...わがままな道楽父親の犠牲になっているようだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...かねてたいへんわがままな子でして...
三好十郎 「肌の匂い」
...わがままな子供が物ねだりをするように...
三好十郎 「肌の匂い」
...「先(せん)からわがままなお米さんではあったけれど...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...彼の経の解釈がわがままなるにもかかわらず...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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