例文・使い方一覧でみる「れっきとした」の意味
スポンサーリンク...レディスがまたれっきとしたレディスぞろいだから... 
石川欣一 「比島投降記」
...私たちはれっきとした証拠があるから...
海野十三 「爆薬の花籠」
...れっきとした学者先生じゃないの...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...れっきとした人間は自然とそうなるんだな...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...分けのれっきとした芸者で...
徳田秋声 「縮図」
...いつもこんなげす女にれっきとした旦那がついてるなんて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...れっきとした所有主のお銀様から...
中里介山 「大菩薩峠」
...れっきとした山岳に向って正真正銘のハイキングの一筋道を行くのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...れっきとした武士姿である...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの辺がれっきとした古来の関だと聞いて来たが...
中里介山 「大菩薩峠」
...れっきとした後ろだてがあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...以前はれっきとした直参（じきさん）じゃが――」「御当主は？」「御家族と申しては御舎弟狷之介（けんのすけ）様たったお一人...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...元はれっきとしたばくち打ちだったらしいが...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...北町奉行所の与力筆頭をつとめる森川庄兵衛というれっきとした叔父がいて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...れっきとした既婚婦人だぞ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...一つのれっきとした「公」の見解であるというようになって...
宮本百合子 「公のことと私のこと」
...こいつはれっきとした天然ものですぜ」「こっちは鮒か...
山本周五郎 「季節のない街」
...それにしてもれっきとしたお上（かみ）があって...
山本周五郎 「柳橋物語」
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