...大いによろこばしいことです...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「小夜啼鳥」
...われわれはたぐい稀なよろこばしい場所を...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...私にとってもよろこばしい事でした...
太宰治 「恥」
...その大衆化のためによろこばしいことだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...自己の個性的な表情をもつてゐることはよろこばしいことであり...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...百倍もよろこばしいものであったには違いない...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...よろこばしい存在で...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...細々生きているような生命の扱いかたをどんな婦人がよろこばしいと思うだろう...
宮本百合子 「合図の旗」
...昔のエジプト人たちの知らなかった生理の知識によって人間の眼の構造の精緻なことを感嘆する私たちのよろこばしい驚きはますます深くゆたかにされている...
宮本百合子 「幸福の感覚」
...生活のよろこばしい共感が...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そのようなよろこばしいひろやかさで文学史のかかれるのは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...例えば「北極飛行」は全く新しくよろこばしい文化資質の典型の一つでありますが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まったくこんなよろこばしいことはありません」張世平は...
吉川英治 「三国志」
...「ご健勝でよろこばしい」と...
吉川英治 「三国志」
...むしろ幕下の大将がかくまで旺盛な戦意を抱いていることは彼としてよろこばしいほどであったから...
吉川英治 「三国志」
...「よろこばしいぞ」といった...
吉川英治 「新書太閤記」
...――その日が来たと思えばよろこばしい」「おれの果報は...
吉川英治 「親鸞」
...だが――今万吉の口からよろこばしい便りを聞いて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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