例文・使い方一覧でみる「よそ行き」の意味
スポンサーリンク...よそ行きの顏してすましこみたるは... 
大町桂月 「冬の榛名山」
...着がへるとさつさと新しいよそ行きの下駄を出した...
武田麟太郎 「一の酉」
...多少よそ行きの言葉を使った...
太宰治 「花燭」
...これも見慣れた仕着せを脱いでよそ行きの小粋な背広姿であった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...シャムラーエフ （興奮して）よそ行きの？ では...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...よそ行きの馬まで野良（のら）へ出したんですの...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...よそ行きの芸をする...
夏目漱石 「草枕」
...木之助はよそ行きの晴衣（はれぎ）にやはり袴をはき...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...よそ行きの着物をきたから...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...よそ行きの着物といつたつて...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...少し汗臭いが俺のよそ行きがあるから男姿になるがいい」宇太松の出してくれた盲目縞（めくらじま）の袷（あわせ）...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...生活としてはよそ行きの部に属する...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...あれに全部よそ行きがはいっています...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...女性の作家が、生活の為に創作をする事の少い現在の状態は、動機も純粋になると同時に、一種よそ行きな、拵えると云う心持を創作の時に持たせる事がありはしまいかと思う...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...わきに大島の折目だった着物を着た小商人風の父親が落着かなげにそっぽを向きながらよそ行きらしく敷島をふかしている...
宮本百合子 「刻々」
...よそ行きの装をした百姓爺の笠太郎が...
三好十郎 「妻恋行」
...よそ行き最初晴着をどういふ場合にこしらへ...
柳田國男 「服裝語彙分類案」
...よそ行き顔をなさらないでも...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利！手書き漢字入力検索