...ウム、よしよし...
海野十三 「人造人間事件」
...「よしよし、それでは、君の殺人罪についてはもう聞くことはない...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...お父さまご自身で持って来て下さらなければいけないと申しますの」「よしよし...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...こんどはよしよしといわずに...
壺井栄 「二十四の瞳」
...よしよし夜があけたら...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...よしよし、そんならほんとうに棒の天辺(てっぺん)へ刃物をくっつけるぞ、さあこれだ、これをちゃあんと棒の先へつけて槍に組み立てるように仕掛が出来てるんだ、これで突いたら命はねえんだからなそう思え、面(つら)の真中でも咽喉仏(のどぼとけ)でもお望み通りのところを突いてやる、ちっとやそっと危ねえんじゃねえや」米友が懐中から取り出した笹穂(ささほ)は先生自身の工夫で、忽ちそれを杖の先に取りつけて、その穂を左の掌(てのひら)で握って下へさげ、石突(いしづき)をグッと上げて逆七三の構え、ちょうど岩の上に立って水を潜(くぐ)る魚を覘(ねら)うような姿勢を取ると、足を払いに来た竹の竿、それを身を跳らして避けると、いま上りかけた人足の面(つら)の真中から血汐(ちしお)が溢れ出して、「呀(あ)ッ」仰向けに河原へ落ちる...
中里介山 「大菩薩峠」
...よしよし解いてやる...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「よしよし、――それからお前は皆んなの書いたものを集めてくれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...直(す)ぐ治ります」「よしよし...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...『よしよし、お前はいい子だから、舞踏会へ行けるようにしてあげよう...
水谷まさる 「シンデレラ」
...よしよし、それではみんなと一所におれの云うことをきけ...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...「よしよし、君達のいゝやうにしてくれ給へ...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...よしよし、一つ山男を呼(よ)び出して、聞いてみよう...
宮沢賢治 「紫紺染について」
...あなたもそれでよしよしと云っていらっしゃるような気がしているけれど...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...停めるか? よしよし...
三好十郎 「樹氷」
...そういう人なのよ! それがジョウダン半分じや無かつたんだから! 眞劍にそんな事が出來たんだから! いいじやないのう! あんたも良いボーイだ! ビアン! 好きんなつちやつた! 良いギャルソンだあ! よしよし...
三好十郎 「肌の匂い」
...うんよしよし...
夢野久作 「暗黒公使」
...「待ってくれって? ……よしよし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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