例文・使い方一覧でみる「ゆかしい」の意味


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...その上に白い炭焼の煙が低く山腹をはっていたのはさらに私をゆかしい思いにふけらせた...   その上に白い炭焼の煙が低く山腹をはっていたのはさらに私をゆかしい思いにふけらせたの読み方
芥川龍之介 「日光小品」

...故人の人柄が偲ばれてゆかしい...   故人の人柄が偲ばれてゆかしいの読み方
心猿 「九月朔日」

...と歌い弾じたお軽の奥ゆかしい心根...   と歌い弾じたお軽の奥ゆかしい心根の読み方
上村松園 「軽女」

...同時にそれぞれ奥ゆかしい眉を示していたものである...   同時にそれぞれ奥ゆかしい眉を示していたものであるの読み方
上村松園 「眉の記」

...余は此を聞いてさつき博勞をたづねる時分に大桶へ箍をを」]打込んで居た桶屋のことを思ひ出してあゝいふ職人仲間にこんなものがあるのかとゆかしい心持を禁じえなかつた...   余は此を聞いてさつき博勞をたづねる時分に大桶へ箍をを」]打込んで居た桶屋のことを思ひ出してあゝいふ職人仲間にこんなものがあるのかとゆかしい心持を禁じえなかつたの読み方
長塚節 「佐渡が島」

...啄木鳥が叩く音も、姿もよく、星鴉がのどをふるわせているのも面白いし、目細の細身が、せいいっぱい、朝の歌をうたっている処も、ゆかしい限りだ...   啄木鳥が叩く音も、姿もよく、星鴉がのどをふるわせているのも面白いし、目細の細身が、せいいっぱい、朝の歌をうたっている処も、ゆかしい限りだの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...ゆかしい印象を残してその女は去った...   ゆかしい印象を残してその女は去ったの読み方
長谷川時雨 「一世お鯉」

...ゆかしい調子があった...   ゆかしい調子があったの読み方
久生十蘭 「奥の海」

...十歳以上十九か二十歳(はたち)の少年にそんな六(むず)かしい奥ゆかしい考(かんがえ)のあるべき筈(はず)はない...   十歳以上十九か二十歳の少年にそんな六かしい奥ゆかしい考のあるべき筈はないの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...或日この古い押し花のにほひのするやうな奧ゆかしい日記の話をしてくだすつたのは松村みね子さんであつた...   或日この古い押し花のにほひのするやうな奧ゆかしい日記の話をしてくだすつたのは松村みね子さんであつたの読み方
堀辰雄 「姨捨記」

...ずっと奧(おく)ゆかしい...   ずっと奧ゆかしいの読み方
本多靜六 「森林と樹木と動物」

...そして本種は同属中で最もゆかしい優雅な風情を持っていて...   そして本種は同属中で最もゆかしい優雅な風情を持っていての読み方
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」

...または「本は尺八中は笛末はそもじの筆の軸」とも謡われてことにゆかしい性質を持っている...   または「本は尺八中は笛末はそもじの筆の軸」とも謡われてことにゆかしい性質を持っているの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...朝の旭のとどかぬ間の石の面の落着きの深さは譬えようもなく奥ゆかしい...   朝の旭のとどかぬ間の石の面の落着きの深さは譬えようもなく奥ゆかしいの読み方
室生犀星 「庭をつくる人」

...はるかに奥ゆかしい...   はるかに奥ゆかしいの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...まことにゆかしい我邦(わがくに)の美風であった...   まことにゆかしい我邦の美風であったの読み方
柳田国男 「母の手毬歌」

...ゆかしい哉(かな)...   ゆかしい哉の読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...ゆかしいおたしなみでございますこと」「からかっちゃいけないよ...   ゆかしいおたしなみでございますこと」「からかっちゃいけないよの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「ゆかしい」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ゆかしい」

「ゆかしい」の英語の意味


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