...」姪のライド嬢はしばらくファラデーの所に厄介(やっかい)になっていたが...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...二十年あまりのあいだじゃまにされ、やっかいにされ、あらゆる醜状(しゅうじょう)を世間(せけん)にさらした生(い)きがいなき不幸(ふこう)な母と思いつめると、ありし世の狂母(きょうぼ)の惨状(さんじょう)やわが身(み)の過去(かこ)の悲痛(ひつう)やが、いちいち記憶(きおく)から呼(よ)び起こされるのである...
伊藤左千夫 「告げ人」
...やっかいな問題を起こしてしまって...
海野十三 「怪星ガン」
...やっかいなことだ...
太宰治 「火の鳥」
...あの右翼のやっかい以前の左翼のやっかい時代が...
太宰治 「返事」
...母親が上京の方の親類に同居して厄介(やっかい)になっているといったのも...
近松秋江 「狂乱」
...このお家に御厄介(ごやっかい)になっておりまするとやら」「お松――」「はい...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただ自分の家の厄介(やっかい)ものという名があるだけである...
夏目漱石 「行人」
...ちょっと表へ出るにも娘の厄介(やっかい)にならなければ用事は足せません...
夏目漱石 「行人」
...押(おし)を強く御厄介(ごやっかい)になってる気はないんですから...
夏目漱石 「坑夫」
...「毎度津田が御厄介(ごやっかい)になりまして」と云った...
夏目漱石 「明暗」
...だからこういう人というものは寔(まこと)に厄介(やっかい)なもので...
夏目漱石 「模倣と独立」
...男はやっかいなものです...
林芙美子 「新版 放浪記」
...これを家の厄介(やっかい)と称す...
福沢諭吉 「徳育如何」
...厄介(やっかい)な――お初は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...改めて非常に厄介(やっかい)なる農業労働供給方法の問題を...
柳田国男 「木綿以前の事」
...まことにやっかい極まるものだ...
吉川英治 「私本太平記」
...ついに一夜のやっかいになる...
吉川英治 「新・水滸伝」
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