...秘密工事「わしんとこの吉が御厄介(ごやっかい)になっとりますそうで...
海野十三 「東京要塞」
...便所の通いもいささか厄介(やっかい)である...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...妻子を連れて山の中の知らない家の厄介(やっかい)になりに再疎開して行くのは...
太宰治 「薄明」
...僕は去年渋谷で厄介(やっかい)になった時にそう思うたが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その上に刈り取った葉がかぶさったりするとなおさら厄介(やっかい)であった...
寺田寅彦 「芝刈り」
...「ぎゃあぎゃあ泣き立てる子供の厄介物(やっかいもの)なんかはごめんだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...竜之助は厄介(やっかい)な者につかまったと当惑し...
中里介山 「大菩薩峠」
...「いつまでもこうして御厄介(ごやっかい)になってはおられぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただ自分の家の厄介(やっかい)ものという名があるだけである...
夏目漱石 「行人」
...ちょっと表へ出るにも娘の厄介(やっかい)にならなければ用事は足せません...
夏目漱石 「行人」
...押(おし)を強く御厄介(ごやっかい)になってる気はないんですから...
夏目漱石 「坑夫」
...いっそお君さんの家にでもやっかいになりましょう...
林芙美子 「新版 放浪記」
...それでもわたしたちはろうそくというやっかいな問題があるので...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...あれからずっと御厄介(ごやっかい)になっています...
室生犀星 「津の国人」
...先頃からそこに御厄介(やっかい)になっている狛家(こまけ)の召使い次郎と申す者でございます...
吉川英治 「江戸三国志」
...そして、その時は、青鷺(あおさぎ)の三蔵が恃(たの)みだったが、いまは、うるさい、やっかい者と、眉をひそめた...
吉川英治 「新書太閤記」
...えらい厄介(やっかい)になりましたな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...まだ峰には雪があるから四明(しめい)へ逃げのびるにはやっかい...
吉川英治 「親鸞」
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