...そしてあなたほど不幸な運命にもてあそばれる人はない...
有島武郎 「或る女」
...荒海にもてあそばれるように...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「お墓の中の坊や」
...じっとひとりで部屋に坐りこみいろいろな物思いにもてあそばれることには堪(た)えきれず...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...コプリ氏はもてあそばれる男じゃないぞ」「おとうさま...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...波にもてあそばれる箱舟のやうに...
牧野信一 「沼辺より」
...人の運命も波浪にもてあそばれる如く転変をきわめたが...
吉川英治 「三国志」
...逆浪にもてあそばれる象(かたち)である...
吉川英治 「三国志」
...もてあそばれるといったような人物...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索