...ますますもつれるだけだ...
梅崎春生 「狂い凧」
...しかし三十メートルほど行くと、さすがにくたびれて、足がもつれる...
梅崎春生 「幻化」
...まだ舌がもつれる風で...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...足がもつれるほど走りつづけて...
壺井栄 「二十四の瞳」
...崩れたビルに埋められた道が三方から集り銅線のもつれる黒焦の電車をころがして交叉する広島の中心...
峠三吉 「原爆詩集」
...一つがもつれると...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...母は顔をしかめながら苦痛と衰弱にもつれる舌をようやく働かせて「きょうは死ぬ」というのを「灌腸(かんちょう)がきいたかららくになったでしょう」とそらせる...
中勘助 「母の死」
...もつれるように並んで歩きながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんだか舌がもつれるようで...
中里介山 「大菩薩峠」
...眼がまわり舌がもつれるほどの思いですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんとなく不自由なもつれるような癖を持っていた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...もつれるようにして出て行く)双葉 (その二人の後姿へ)ズーッと向うの端から取ってよ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...機關車の方で聲がする、聲がもつれる、風が吹く...
三好達治 「霾」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...その綱が几帳の裾(すそ)などにもつれるのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...飯を返してやるから此処へ来やあがれ」中風ぎみで多少は舌がもつれるけれど...
山本周五郎 「雨あがる」
...話の途中だが」と繁次が舌のもつれるような口ぶりで遮った...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...そして舌の硬ばったひどくもつれる言葉でしきりになにか云おうとする...
山本周五郎 「柳橋物語」
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