...もっともらしい声をかけておいた...
海野十三 「什器破壊業事件」
...もっともらしい口調で...
太宰治 「作家の像」
...もっともらしい顔をして...
太宰治 「佐渡」
...もっともらしい顔をして...
太宰治 「パンドラの匣」
...それよりも堂々ともっともらしい大看板を掲げてヒドイことをやっている奴が腐る程あるのではないか...
辻潤 「ふもれすく」
...だがかくももっともらしい...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...何かしらもっともらしい不可抗力によったかのように付会してしまって...
寺田寅彦 「災難雑考」
...長さが一尺八寸あるいは八分だから尺八だというというのはいかにももっともらしいが...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...あれはいかにももっともらしい作り事である...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...が中野さんはもっともらしい口の利き方をした...
豊島与志雄 「叔父」
...そのやさしい幼い声でもっともらしい口をきいていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...初歩のもっともらしい誤ったる思想を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...……もっともらしい顔をしてしちめんど臭い本なぞを読んでるが...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...(精神非物質説の論拠の一つである学院の定説)以上の学院の議論のもっともらしい論拠に...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...もっともらしいことを言っても駄目だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...もっともらしい反駁の余地のないことを証示するように思われる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...物越しででも何か御用があれば承りましょう』ってもっともらしいのです...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...久しく後にこういうややもっともらしい漢字を当てるようになったのが新しいのかと...
柳田國男 「水海道古称」
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