...また自分がいかにもっともらしい理屈を考えだしても...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...もっともらしい口調で...
太宰治 「作家の像」
...もっともらしい顔をして...
太宰治 「失敗園」
...もっともらしい顔して読んでいって...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...それよりも堂々ともっともらしい大看板を掲げてヒドイことをやっている奴が腐る程あるのではないか...
辻潤 「ふもれすく」
...「焚(た)」くは (Skt.)dah に通ずるがこのほうはよほどもっともらしい...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...そういわれるのは一応はもっともらしいようであるが...
寺田寅彦 「日常身辺の物理的諸問題」
...ここまで一人でしゃべってしまってもっともらしい顔をして煙を輪に吹く...
寺田寅彦 「花物語」
...もっともらしい意見を述べる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...もっともらしい話にじっと聞き入ったばかりで...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...そのやさしい幼い声でもっともらしい口をきいていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...初歩のもっともらしい誤ったる思想を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...非常にもっともらしい口吻(こうふん)と燦爛(さんらん)たる警句とによって前後二十七ページに延長している...
夏目漱石 「三四郎」
...もっともらしい顔になって...
久生十蘭 「あなたも私も」
...もっともらしい顔をして...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...「もっともらしい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...もっともらしいことを言っても駄目だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...すべてのもっともらしい反対説を排除してしまうほど決定的ではないというのは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
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