...ふすまのきらいなくもえがらを投げちらしまして...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...馬車が雲のような砂埃(すなぼこり)を立て燃殻(もえがら)のような臭いをさせながら丘を滑り下っている時...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...うまい具合に燃殻(もえがら)が乗っかった...
夏目漱石 「野分」
...石炭の燃殻(もえがら)のような主人を逆上させるのも...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...炉の中の紙屑は消えて黒い燃殻(もえがら)になり...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...足元をよくするためにコークスのもえがらを敷いた空地に天幕張があって...
「朝の風」
...そこはもえがらと灰でいっぱいで...
アンドルー・ラング再話 Andrew Lang 大久保ゆう訳 「シンデレラ」
便利!手書き漢字入力検索