...めんどうなむずかしい学問的な詮索(せんさく)は別として...
高神覚昇 「般若心経講義」
...酒をお猪口(ちょこ)で飲むのはめんどうくさい...
太宰治 「饗応夫人」
...故郷で死んだほうがめんどうが無くてよいと思い...
太宰治 「たずねびと」
...僕もめんどうでなくていい...
太宰治 「渡り鳥」
...面倒臭(めんどうくさ)いと考える故(ゆえ)もあって...
田中英光 「オリンポスの果実」
...おたがいにめんどうだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...免倒(めんどう)臭い...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...度々のことで面倒(めんどう)だから...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...面道具(めんどうぐ)の四つ不足なく揃へて...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...宛名を書くのがめんどう臭くなって来る...
林芙美子 「新版 放浪記」
...御飯を焚くのがめんどうだったので...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...かっとするとひどくめんどうなことになるのでした...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...長い説明が面倒(めんどう)くさくてこう答えました...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...めんどうな事をいい合ってみても...
三好十郎 「その人を知らず」
...ましてその話を聞かせてはめんどうをお起こしになるでしょう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そんなめんどうな学問でないということを実験するためにも...
柳田国男 「年中行事覚書」
...あの面倒(めんどう)くさい西洋かぶれの小説ですらも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...ええ、めんどうだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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