...修行時代(しゅぎょうじだい)には指導役(しどうやく)の御爺(おじい)さんが側(わき)から一々面倒(めんどう)を見(み)てくださいましたから楽(らく)でございましたが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...……あれはなんとかせんとめんどうだて」と倉地はがらっと箸(はし)を膳(ぜん)に捨てながら...
有島武郎 「或る女」
...ちょっとめんどうなことになったが...
海野十三 「海底大陸」
...さしものめんどうな胡瓜の缶詰事件も...
海野十三 「火薬船」
...めんどうな仕事がはじまるのでしょう...
海野十三 「三十年後の世界」
...面倒(めんどう)だ...
海野十三 「地球要塞」
...たいへんめんどうな...
高神覚昇 「般若心経講義」
...僕もめんどうでなくていい...
太宰治 「渡り鳥」
...あの食物を送って来てめんどうを見たのは...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「珊瑚」
...めんどうと見たなら茶代(ちゃだい)に相当する物を置いてさっさと逃げだそうと思った...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...この少年の面倒(めんどう)を見てやるのが楽しくもあったけれど...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...フランス人は理屈を詰めて行くのをめんどうくさがって「かん」の翼で飛んで行くのである...
寺田寅彦 「映画雑感(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...」めんどうくさくなった細君は無責任な同意を表しはしたが...
寺田寅彦 「球根」
...この上めんどうを起すのはかんべんしてくれ」林は二人の会議もオチオチ耳に入らぬような不安な面持で...
久生十蘭 「魔都」
...扨(さて)自分には小面倒(こめんどう)臭い...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...めんどうを見る親方があった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...あとのめんどうも見てやらんと...
三好十郎 「猿の図」
...父が以前めんどうを見てやつていた男で...
三好十郎 「肌の匂い」
便利!手書き漢字入力検索