...めざましいうつくしさ...
種田山頭火 「其中日記」
...戸外(そと)は荒れ狂うめざましい雷雨だった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...めざましい立合いも一度や二度は...
中里介山 「大菩薩峠」
...お君はその景色のめざましいことに驚かされてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...雪が今日はめざましいほど降り積って...
中里介山 「大菩薩峠」
...どんなにめざましいことでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...今世紀の初めからめざましい発展をして...
中谷宇吉郎 「アメリカの沙漠」
...文壇は急転直下の勢いでめざましい革命を受けている...
夏目漱石 「三四郎」
...ルビー色のめざましい花をつけた紅梅が一本...
久生十蘭 「あなたも私も」
...こんなめざましいご馳走が並んでいるなどというのは...
久生十蘭 「キャラコさん」
...めざましい焔色(ほのおいろ)に塗り立てたモンテ・カルロ行きの乗合自動車は...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...当時の明星が毎号之を発表してそのめざましい新声を伝へたことがある...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...めざましい灌木が生えていた...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...彼は今までに幾つとなくめざましい冒険を仕遂げて来たので...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...華奢(かしゃ)を尽くした女房たちの姿はめざましいものであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...実にわたしの時代の最もめざましい事件の一つとして数えるに足りるように思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...金剛千早ではめざましい善戦をした者かもしれません...
吉川英治 「私本太平記」
...まためざましい戦いがはじまるな...
吉川英治 「神州天馬侠」
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