...めざましいながめである(こゝでまた...
種田山頭火 「行乞記」
...もう郵便がくる日かげ若葉めざましい枯枝をひらふ・郵便もきてしまへば長い日かげ・湯があふれる憂欝がとけてながれる(改作)五月廿二日とてもよいお天気...
種田山頭火 「其中日記」
...山のみどりがめざましい...
種田山頭火 「旅日記」
...戸外(そと)は荒れ狂うめざましい雷雨だった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...探偵団のめざましい成功ぶりと...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...地震学に関する業績はめざましいものがある...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...彼女はめざましい飛躍をもって...
中井正一 「映画と季感」
...町人が捕ええた自我の確立のめざましい証拠なのである...
中井正一 「美学入門」
...めざましい抵抗も試むることができないで縄にかかってしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...このめざましい見物(みもの)を見せられて盛んによろこびましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...見慣れたこの風景をめざましいと思ったのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...仕事はめざましいばかり進んでいる...
中里介山 「大菩薩峠」
...めざましい御活動で...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...船はめざましい同心円を描きながらぐるぐる旋回している...
久生十蘭 「南極記」
...めざましい焔色(ほのおいろ)に塗り立てたモンテ・カルロ行きの乗合自動車は...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...そのそばにはめざましい灌木があって...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...そこかしこの海戦にはめざましい捷報(しょうほう)が続々もたらされてくる年の暮ぎりぎり...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...幹太郎はめざましい腕をみせ...
山本周五郎 「花も刀も」
便利!手書き漢字入力検索