...其夜水のかゝりし処光り暉(かゝや)く事螢(ほたる)の群(むらがり)たるが如くなりしに...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...猿がいっぱいにむらがり...
太宰治 「猿ヶ島」
...湖水の底の水草のむらがりを見る思いでした...
太宰治 「たずねびと」
...605かなた殘りのトロイアの軍勢逃げてむらがりて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そは遮(さえ)ぎられたる風の静なる顫動(せんどう)さながら隠れし小禽(ことり)のひそかに飛去るごとくさとむらがり立ちて起ると見れば消え去るなり...
永井荷風 「向嶋」
...日本の各所にむらがり出た...
蜷川新 「天皇」
...そこやかしこの暗い森からまた遙かなる山山の麓の方からさびしい弧燈をめあてとしてむらがりつどへる蛾をみる...
萩原朔太郎 「青猫」
...もう青い実がむらがりついている...
長谷健 「天草の春」
...そのあたりには鳥などもむらがり飛んでいたのでありましょう...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...人間の生きた眼のむらがりの中で名品とか逸品とかが...
室生犀星 「陶古の女人」
...一族郎党のむらがり住む足利の町へ...
吉川英治 「私本太平記」
...むらがり立ッたものは...
吉川英治 「私本太平記」
...この低地帯にむらがり住む貧者のために考えられた社会救済を...
吉川英治 「私本太平記」
...すべて辻の木戸や浜べ口にむらがり出て...
吉川英治 「私本太平記」
...山上にむらがり立って...
吉川英治 「新書太閤記」
...現代の綱吉将軍や大奥や佞臣閥(ねいしんばつ)や妖僧などのむらがりのように...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...黒々とむらがり寄っていた人数が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...他の人々もむらがり寄って...
吉川英治 「柳生月影抄」
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