...うらめしそうに歯をむきだしていました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...どうもそういう性格がむきだしになっていけない...
海野十三 「暗号音盤事件」
...ぎょろつく目玉をむきだし...
海野十三 「怪星ガン」
...リーロフは、歯をむきだして、あざ笑った...
海野十三 「太平洋魔城」
...歯をむきだして猛りくるい...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...半(なかば)はむきだしで...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...清い血色の少い或は濁った血色の多い皮膚をむきだしにしているが...
豊島与志雄 「風俗時評」
...御前はまだ年が若いから露骨(むきだし)でも構わないと御思(おおもい)かも知れないが...
夏目漱石 「虞美人草」
...もはやすがたも顔もむきだしのまま家光を追って奥の奥...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...正面奥の壁は腰板がそのままむきだしになっているので...
久生十蘭 「ハムレット」
...むきだしになった両腕に...
火野葦平 「花と龍」
...腕をむきだしにしている...
火野葦平 「花と龍」
...歯と舌とをむきだしている...
火野葦平 「花と龍」
... 板や たる木が むきだし クモのす しっくいなんかが あちこちに...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう訳 「ちょびひげサミュエルのはなし」
...ときには意識してそれをむきだしに示すのが...
山本周五郎 「新潮記」
...「あんたうちの社長知ってやないか」上と下の歯がむきだしになって...
山本周五郎 「陽気な客」
...大きなやえ歯をむきだして笑った...
吉川英治 「三国志」
...血筆をもち初めてから一層枯骨(ここつ)をむきだして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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