...それで博士の卓越した理論も、非天才的に、生彩なく、平面的に、見えて来るのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...実際、文芸は美術や音楽に較べて、感官感覚的技術に制約されることが少なく、その意味に於て(カントの意味に従って)、非天才的であり、正に学び得る処の文学なのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...非天子不制度...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...今夜は是非天野を説得して組合のことを協議しなければならぬ...
火野葦平 「糞尿譚」
...非天才的な紳士的なものに対する...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...非天を加えて六趣を画く(『仏教大辞彙』一巻一三三八頁に対する図版参照...
南方熊楠 「十二支考」
...何でも是非天狗に入れてくれというんでしょう...
三好十郎 「斬られの仙太」
...)智巧原来非天意...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...自非天徳人(てんとくのひとにあらざるよりは)...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
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