...兵衛は蚯蚓腫(みみずばれ)になった腕を撫(な)でながら...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...大きな蚯蚓脹(みみずばれ)が出来ていた...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...もう一すじ蚯蚓腫(みみずばれ)の跡を加えたようでございます...
芥川龍之介 「邪宗門」
...俺の手首にみみずばれができていた...
高見順 「いやな感じ」
...ヒリヒリするみみずばれを舌でなめた...
高見順 「いやな感じ」
...みみずばれのように残っていた...
高見順 「いやな感じ」
...皮膚へ疵をつけてみみずばれの紋様をつくつたり...
高村光太郎 「装幀について」
...そこらじゅう蚯蚓脹(みみずばれ)や痣(あざ)だらけだ...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...そこらぢゆう蚯蚓脹(みみずばれ)や痣(あざ)だらけだ...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...皮膚がところどころみみずばれに腫れあがっていた...
豊島与志雄 「立枯れ」
...みみずばれになった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...女教師がKの手にひっかいてつけた血のにじむみみずばれを見て...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...良人(おっと)の肘の下が蚯蚓腫(みみずばれ)になっているのを見付けた...
松本泰 「秘められたる挿話」
...みみずばれをこしらえた竹童とが...
吉川英治 「神州天馬侠」
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