...みぞほり人夫のおかみさんが...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...おどろしき深海底(ふかうみぞこ)のわたり魚(うを)...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...灰色のあなたを針眼(みぞ)にうかがひぬ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...鳩尾(みぞおち)の辺がヒヤリとして...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...東京の井師五十歳祝賀句会へ打電――アキゾラハルカニウレシガルサントウカ野菊、りんだう、石蕗、みぞそばの花、とり/″\に好きだ...
種田山頭火 「其中日記」
...我が身にうとき事をのみぞこのめる」云々の条は...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...垣根(かきね)をつきぬけたり溝(みぞ)を飛び越したりして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼らとイギリス兵との間に一つの溝(みぞ)を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...今や世界は未曾有(みぞう)の速力と混乱が到来した...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...例へば雪みぞれの廂(ひさし)を打つ時なぞ田村屋好(たむらやごの)みの唐桟(とうざん)の褞袍(どてら)に辛(から)くも身の悪寒(おかん)を凌(しの)ぎつつ消えかかりたる炭火(すみび)吹起し孤燈(ことう)の下(もと)に煎薬煮立つれば...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...或は古今未曾有(みぞう)の長篇になるだろうという腹はその当時から決めていた...
中里介山 「生前身後の事」
...みぞおちのあたり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いまにも崩(くず)れそうな小さな溝(みぞ)を隔てて...
堀辰雄 「三つの挿話」
...今ではそれらがいかに稀であることよ! しかもそれはどんな意味を帯びていることか! 神のみぞ知ろしめす...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一の三そんなことは未曽有(みぞう)であるし...
山本周五郎 「思い違い物語」
...墨染(すみぞめ)すがたは...
吉川英治 「私本太平記」
...みぞおちのへんに差しこみが来て...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
...山口女王)吾のみぞ君には恋ふる吾背子が恋ふとふ((といふ))ことは言(こと)のなぐさぞ((くせそ))(同...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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