...みぞほり人夫のおかみさんに話して...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...「溝(みぞ)の中に...
泉鏡花 「婦系図」
...憂き事のみぞ多かる世は...
高山樗牛 「瀧口入道」
...眉間(みけん)と水落(みぞお)ちが一番いたいという事実を知らされた...
太宰治 「ロマネスク」
...溝(みぞ)の中に顔つき込んだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...江戸時代にあつては此等の溝川(みぞかは)も寺院の門前や大名屋敷の塀外(へいそと)なぞ...
永井荷風 「水 附渡船」
...秋風のみぞ身には沁(し)む...
中里介山 「大菩薩峠」
...溝(みぞ)の中に柿の種子が落ちていたり手鞠(てまり)がころげ込んだりしているのを見たりなんぞして...
中里介山 「大菩薩峠」
...思わず鳩尾(みぞおち)がドキドキッとしてきた...
正岡容 「寄席」
...芭蕉は未曾有(みぞう)の一句を得たり...
正岡子規 「古池の句の弁」
...鳩尾(みぞおち)に当てられる...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...きょうの晴衣(はれぎ)の水いろのみぞ名残りなりける...
森鴎外 「文づかい」
...霙(みぞれ)が夜々降る...
吉川英治 「三国志」
...駕籠側(かごわき)にいた民蔵(たみぞう)は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...すぐ塀際(へいぎわ)の溝(みぞ)へ向って...
吉川英治 「新書太閤記」
...鳩尾(みぞおち)のあたりへ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...溝口信濃(みぞぐちしなの)という人間じゃ」「げっ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...みぞおちの辺で初めてぶるんと動いて...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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