...異心もあるまじいものと思ひつらう...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...英国へ何の異心を企図していたわけでもないのです...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...聊かも朝廷に対して異心あるのでなく...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...異心のありさうな大名の城や濠(ほり)の繪圖面を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...天尾四郎や小酒井などの影響を受けて差異心理学や人格心理学の研究をしているうちにロバックの性格学に興味を持つようになり...
久生十蘭 「ハムレット」
...異心なきにかかわらず...
吉川英治 「上杉謙信」
...毛利家には旧来のごとく異心(いしん)のない体(てい)を示し...
吉川英治 「黒田如水」
...(異心疑わし官兵衛の行動...
吉川英治 「黒田如水」
...異心ありとみなされます」「では...
吉川英治 「三国志」
...早くも陳宮は異心をさし挟んでおる様子か」「孫観(そんかん)...
吉川英治 「三国志」
...異心を慎めよ」玄徳にやさしく諭(さと)されて...
吉川英治 「三国志」
...「憎むべき反骨」「なお異心あるにちがいない」騒然と...
吉川英治 「三国志」
...どんな異心がありましょうとも...
吉川英治 「私本太平記」
...かほどまでに自分を知ってくれるお人には何らの異心も抱けはしなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...直義の異心の準備だと...
吉川英治 「私本太平記」
...堺の町民は異心のない旨をちかい...
吉川英治 「新書太閤記」
...いろいろな異心者を出したように...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...異心のあろう道理はなけれど...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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