...恵心(えしん)の御房(ごぼう)も...
芥川龍之介 「道祖問答」
...近代の日本は見渡す限り大抵近代の西洋の恩恵を蒙つてゐるやうである...
芥川龍之介 「僻見」
...彼等自身のアルファベットを考え出す丈の知恵を持った者が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...其話が屹度(きつと)智恵子の事だと察してゐる...
石川啄木 「鳥影」
...恵王は打返して「孰(いずれ)か能(よ)くこれを一(いつ)にする」と問うた時に...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...私には私の決心がございます』智恵子の声は悲痛を帯びていました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...先生余(よ)に蟹(かに)の化石一枚を恵(めぐむ)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...それなりに分析力に恵まれてはいたには違いなかろうが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...恵み深き貴下は必ずや惻隠(そくいん)の情を起こし下さるべしと存候...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...もしやとそのあとをついて来てみると恵林寺様へ入りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...十三聖護院無品親王(しょうごいんむほんしんのう)(静恵)が御違例の時...
中里介山 「法然行伝」
...時は金で、知恵で、またさらに健康です...
羽仁もと子 「女中訓」
...幾らか恵まれた余生として...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...不思議な小手先の才能に恵まれた魔術師だらう! と心底から感嘆させられました...
牧野信一 「早春のひところ」
...だから百田のまはりには伊藤整や春山行夫や乾直恵や阪本越郎などといふ新作家が集まつてゐる...
室生犀星 「交友録より」
...森田節斎は里恵の言(こと)に拠つて江木の文中山陽の終焉を叙する一段を駁してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一般的にかよわい女である妻よりも多くの知恵と能力とを持つであろうと期待できないとすれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...九州は暖い地方とて竹に恵まれます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
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