...学士(がくし)ですの何(なん)のと云ツた処(ところ)で味噌摺(みそすり)の法(はふ)を知(し)らずお辞義(じぎ)の礼式(れいしき)に熟(じゆく)せざれば何処(どこ)へ行(いつ)ても敬(けい)して遠(とほ)ざけらるが結局(おち)にて未(ま)だしも敬(けい)さるゝだけを得(とく)にして責(せ)めてもの大出来(おほでき)といふべし...
三文字屋金平 「為文学者経」
...味噌摺坊主(みそすりぼうず)は...
中里介山 「大菩薩峠」
...味噌擂(みそすり)だ...
夏目漱石 「草枕」
...味噌摺(みそすり)用人の一人や二人に腹を切らせるより...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...味噌摺(みそすり)用人奴...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――もっとも証拠はみんな親分の智恵の受売りだがそれでも味噌擂(みそすり)用人をギューッと参らせたことは確かで」「フーム」平次もだいぶおもしろくなった様子です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...味噌擂(みそすり)用人なんかに脅(おど)かされるものですか」「その気でやってくれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――それに味噌擂(みそすり)用人でも何でも武士たる者が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...向うへ行かうか」「貧乏旗本の味噌摺(みそすり)用人と來た日にや苦手だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...代診野郎の味噌摺(みそすり)新六の告げ口だらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そればかり言つて居たよ」「呆れた味噌擂(みそすり)用人ですね」「ところで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...だから俺は余計なことをするんじゃないと言ったろう」「だって女二人まで殺してヌクヌクと――」「誰が女二人を殺したんだ」「あの味噌摺(みそすり)用人でなきゃ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...武家だった頃の味噌摺(みそすり)用人だったそうで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これが主人松平源左衛門世(よ)に在(あ)りしころの味噌摺(みそすり)用人であったとは思われないほどです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これが主人松平源左衞門世に在りし頃の味噌摺(みそすり)用人であつたとは思はれないほどです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それが嫌なら――と味噌摺(みそすり)用人の岸井重三郎といふのが刀をヒネくり廻しての強談」「武家が金を貸して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あつしの背後へ廻つた味噌摺(みそすり)用人奴...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一緒に忍んで來た仲間にでもやられたのかな」「へエ――戀にはなまじ連れは邪魔――つて言ひますがね」「それとも?」「あの味噌摺(みそすり)用人ぢやありませんか」「いや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
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