...彼等は数個のま新しい柳行李を携えてもどって来た...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...肩から袖口にかけての折目がきちんと立っているま新しい久留米絣(くるめがすり)の袷(あわせ)を着ていたのである...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...すぐさま新しい生活に順応することができた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...そのま新しいのをくしゃくしゃにまるめ...
豊島与志雄 「女と帽子」
...ま新しいものです...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...ま新しい漆喰(しっくい)が雨に打たれて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その男は大きすぎて身体によく合わないま新しい外套(がいとう)をつけ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いま新しい婦人教育ということを頻りに論じていますが...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...ま新しい涎(よだ)れかけを...
中村地平 「南方郵信」
...ただいま新しいのを持って参りますと云った...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...ま新しい正の日和下駄(ひよりげた)...
橋本五郎 「自殺を買う話」
...そのはずれにま新しい一本の木の十字架...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...ま新しい冠木門(かぶきもん)の柱にさげた標札には...
本庄陸男 「石狩川」
...彼らの仲間によって築かれたま新しい路の上を――草鞋(わらじ)のあしうらにぽこぽこと感ずるまだ軟かい盛土の上を――その男は足ばやに立ち去った...
本庄陸男 「石狩川」
...いま眼の前になま新しい血痕を見ていると...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...ま新しいのに」と...
吉川英治 「私本太平記」
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