例文・使い方一覧でみる「まとい」の意味

...○俳優の動きにぎごちない感じがつきまとい... ○俳優の動きにぎごちない感じがつきまといの読み方
伊丹万作「演技指導論草案」

...高井（たかゐ）さんのおばあさまといふ... 高井さんのおばあさまといふの読み方
鈴木三重吉「ぽつぽのお手帳」

...ちゃまというのは云い悪いから... ちゃまというのは云い悪いからの読み方
豊島与志雄「子を奪う」

...何かゆったりしたフィルム状の衣をまとい... 何かゆったりしたフィルム状の衣をまといの読み方
Ｈ・ビーム・パイパー　H. Beam Piper The Creative CAT 訳「最愛の君」

...濡れた着物のようにピッタリと皮膚にまといついた... 濡れた着物のようにピッタリと皮膚にまといついたの読み方
久生十蘭「キャラコさん」

...コリント式円柱は悲しみの喪服をまとい... コリント式円柱は悲しみの喪服をまといの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「悪の帝王」

...コノールは白い上衣をまとい... コノールは白い上衣をまといの読み方
フィオナ・マクラウド　Fiona Macleod 松村みね子訳「ウスナの家」

...顧みればいままでたいていの身にふりかかる災難の火の粉を常に真心（まごころ）の纏（まとい）もて縦横無尽に振りしだいては...
正岡容「小説　圓朝」

...あのお兄さまということだけは記憶（おぼ）えておいでになるのですね」少女はうなずいた... あのお兄さまということだけは記憶えておいでになるのですね」少女はうなずいたの読み方
夢野久作「ドグラ・マグラ」

...陽（ひ）もあたたかになろうし」「お頭巾（ずきん）をおまとい遊ばしてはいかがですか」「いや... 陽もあたたかになろうし」「お頭巾をおまとい遊ばしてはいかがですか」「いやの読み方
吉川英治「黒田如水」

...財宝の車輛荷駄や婦女子の足手まといをつれ... 財宝の車輛荷駄や婦女子の足手まといをつれの読み方
吉川英治「三国志」

...帝の御車や宮人たちが足手まといとなって... 帝の御車や宮人たちが足手まといとなっての読み方
吉川英治「三国志」

...たとえ足手まといになろうと... たとえ足手まといになろうとの読み方
吉川英治「三国志」

...老幼の足手まといを振り捨て... 老幼の足手まといを振り捨ての読み方
吉川英治「三国志」

...きさまというやつは……... きさまというやつは……の読み方
吉川英治「私本太平記」

...お前さんの足手まといにさえならなけれや... お前さんの足手まといにさえならなけれやの読み方
吉川英治「治郎吉格子」

...足手まといとなるのみで」「知れきったことを」と... 足手まといとなるのみで」「知れきったことを」との読み方
吉川英治「新書太閤記」

...終生つきまとい、呪（のろ）いまわして、泣きの涙で送るようにしてくれる... 終生つきまとい、呪いまわして、泣きの涙で送るようにしてくれるの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

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