...そのありさまはまったく一つの絵でした!華麗(かれい)な広間...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...』『それは真実(まったく)です...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...いまじぶんの手の爪傷とまったくおなじだったのです...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...まったく訳がわからなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まったくわしは昔の風習の美しさが惜しまれる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...およそまったく健康なくせに仕事の嫌いな人間たちというものしかいないのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...まったく適していなかったのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...まったくこの識別が極めて正確に行われないかぎり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まったく、彼女たちが妊娠しているときにいだく・あの途方もない・欲望や病的な嗜好は、ふだんも彼女たちの心の内にいだかれているのです...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしは喜んでそれを受けいれる(まったく奇跡とあれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まったく、「それは始めからそうなるべきであったのだ」という考えが、わたしを苦悩から解放するのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしは貴婦人たちがその待女たちに対していっそう厳格な規則を与えようとして(まったく家毎にそれぞれちがった家風があるものだ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この点においてわれわれはまだまったく野人であって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まったく生気を失い...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...あの高さでは助かる率はまったくないから...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...まったくなんていったらいいでしょ...
山本周五郎 「山彦乙女」
...まったく違うものです...
吉川英治 「上杉謙信」
...「わっしの不馴れな様子でもお分りでしょうが、まったくは、これは本業じゃございませんので」「えっ……」と内儀(ないぎ)は少し後(あと)ずさって、「まあ、気味の悪い屑屋さんだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索