...まったく彼は卒直に吃驚して...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...まったく、敗戦のおかげで、山岳州を歩き廻り、大密林の中に住み、今度は名山、マヨンまで見ることが出来たのである...
石川欣一 「比島投降記」
...まったくそれは妙な顔と姿とをした犬なのであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...真実(まったく)それが満(つま)らない...
徳田秋声 「あらくれ」
...それはこの席じゃまったくよけいなことだから」「いったいきみはどうしたというんだね...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...やらせられることはまったく無意味なことだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まったく思いもかけなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...百年前にロスやウェッデルが見たものとまったく同じである...
久生十蘭 「南極記」
...わたしはだれのやっかいになろうとも思いません」それはまったくであった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...まったく、聖書に書き記されているではないか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まったく」私は笑いだした...
山川方夫 「愛のごとく」
...まったくごみがなければよし...
山本周五郎 「青べか物語」
...まったく興味がないわけではなかろう……まだ初心なので...
山本周五郎 「契りきぬ」
...まったく同じだし...
吉川英治 「大岡越前」
...まったく尻ッ尾を垂れてしまった...
吉川英治 「大岡越前」
...守時も闘犬にはまったく興味がないらしい...
吉川英治 「私本太平記」
...まったく何もわかりません」「でも梁山泊の寄手は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...まったく無名だったらしい...
吉川英治 「随筆 新平家」
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