...「いいえ真実(まったく)...
徳田秋声 「あらくれ」
...まったく言語道斷でした……...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...実によい……まったく……...
豊島与志雄 「古木」
...まったく別な茂り方をしてる音楽の草むらに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自暴自棄の生活を送ったら……祖国の前途はまったく暗いものとなろう...
永井隆 「この子を残して」
...あの警察部長をどうお思いになりますか? まったく気持のいい人間じゃありませんか?」「非常に気持のいい人です...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...頭はまったくからっぽで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...まったくそれらは彼らの官職に属するのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まったく私は頑丈で完全な健康とともに優しい素直な天性をもってはおりましたけれど...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まったく我々が霊魂によって産み出すもの...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)まったくどんな仲間でも仲間がついているということは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まったくそういう経験のないお医者さんたちは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...酒の酔いとはまったく違った...
山本周五郎 「青べか物語」
...しかしよほど以前から事情はまったく違ってしまった...
山本周五郎 「落ち梅記」
...まったく無目的に歩き続けた...
山本周五郎 「七日七夜」
...武太夫もまったくそう思った)――斬った...
山本周五郎 「松林蝙也」
...もちろん高氏以外に、鎌倉からの援軍は刻々増派されているものと観(み)、まったく、ここをすてて六波羅の救援に駈けつけるなどの戦法は度外視していたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...まったく弱ったことができましてね」「その話は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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