...暴れ馬にまたがるもそのまま暴走させてどこへでも好きなところに行かせてしまう者のごとくだ...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...ヤギの背中にまたがると...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「のろまのハンス」
...必ず馬にまたがるごとく落着きはらって滑走する...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...またがるという意味じゃない...
梅崎春生 「幻化」
...三月から四月にまたがるのが普通である...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...しかし大陸と大洋との気象活動中心の境界線にまたがる日本では...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...江蘇の三省にまたがる大河であって...
豊島与志雄 「擬体」
...片足を王政の中に入れて同時に両岸にまたがるものではない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...つまり甲斐と武蔵と信濃の三国にまたがる甲武信(こぶし)ヶ岳(たけ)の方面かと存じますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひらりとまたがると...
新美南吉 「正坊とクロ」
...このライオンにまたがる戦いの女神だ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...私は川か山にまたがる跨り方をして身がまえた...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...そして帰りに再びこの鞍を拾い、置きなおし、これにまたがる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...宮崎縣と熊本縣にまたがる五箇ノ庄といふ有名な平家部落を作りましたが...
吉川英治 「折々の記」
...趙雲が馬にまたがると...
吉川英治 「三国志」
...人間の六十にまたがる身が...
吉川英治 「新書太閤記」
...馬にまたがるやいな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...朝飯前に一鞭(ひとむち)と――駒の背にまたがるなり駈け出すと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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