...またがるという意味じゃない...
梅崎春生 「幻化」
...自転車にひらりとうちまたがると...
海野十三 「軍用鮫」
...そしてオート三輪車にひらりとまたがると...
海野十三 「一坪館」
...窓わくにまたがると...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...三月から四月にまたがるのが普通である...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...岱水の頭には何かしら醤油のようなものと帷子との中間にまたがる観念群があるのではないかと疑わせる...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...上下八里にまたがる難所がそれです...
中里介山 「大菩薩峠」
...つまり甲斐と武蔵と信濃の三国にまたがる甲武信(こぶし)ヶ岳(たけ)の方面かと存じますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひらりとまたがると...
新美南吉 「正坊とクロ」
...ひろく信越関東にまたがる「世なおし一揆」を元年...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...*9 ブラバント ベルギーとオランダにまたがる一地方...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
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三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...私は川か山にまたがる跨り方をして身がまえた...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...王様が二十人ばかりの者に見守られて便器にまたがる有様を嘲笑している...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...宮崎縣と熊本縣にまたがる五箇ノ庄といふ有名な平家部落を作りましたが...
吉川英治 「折々の記」
...趙雲が馬にまたがると...
吉川英治 「三国志」
...坂田の諸郡にまたがる豪族といえば...
吉川英治 「私本太平記」
...朝飯前に一鞭(ひとむち)と――駒の背にまたがるなり駈け出すと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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