...火の粉を浴びはしますめえ...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...傘も洋傘(こうもり)も持切れますめえ...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...桝目(ますめ)構わず量(はか)れ金銀」この謎について陳士成はつねづね心に掛けて推測していたが...
魯迅 井上紅梅訳 「白光」
...合ひますめいけど...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...桝目(ますめ)を削(けず)って金銭を貪(むさぼ)るような様子が見える...
中里介山 「大菩薩峠」
...そう人の命を取っていいわけのものではごぜえますめえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...碾割の方は桝目(ますめ)にして格別殖えも減りもしないが...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...殘りやしますめえ...
長塚節 「教師」
...「こんな厄介者の處にや戻つちやくれますめえ...
長塚節 「教師」
...勘次(かんじ)が行(い)つてから其(そ)の錢(ぜに)を出(だ)された時(とき)卯平(うへい)は「さう疑(うた)ぐるならわしは預(あづ)かりますめえ」といつて拒絶(きよぜつ)した...
長塚節 「土」
...ロール半紙を原稿紙風に桝目(ますめ)を刷って...
野村胡堂 「胡堂百話」
...枝は折れますめえ」「このいまいましい馬鹿(ばか)野郎!」とルグランは...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...前途ますますめでたからんと...
正岡容 「寄席行燈」
...御存じありますめえが...
三好十郎 「斬られの仙太」
...御存じありますめえが...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...今度の変事の経緯(いきさつ)からお話し申さなくちゃお分りになりますめえが...
吉川英治 「剣難女難」
...そんな女を見かけた方はいますめえか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...何も云っておくれでない』『――云いますめえ...
吉川英治 「夕顔の門」
便利!手書き漢字入力検索