例文・使い方一覧でみる「狷介」の意味


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...6妥協を忌む、孤立を忌む、狷介を忌む...   6妥協を忌む、孤立を忌む、狷介を忌むの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...例えば西園寺(さいおんじ)侯の招宴を辞する如きは時の宰相たり侯爵たるが故に謝絶する詩人的狷介(けんかい)を示したもので政治家的または外交家的器度ではない――という...   例えば西園寺侯の招宴を辞する如きは時の宰相たり侯爵たるが故に謝絶する詩人的狷介を示したもので政治家的または外交家的器度ではない――というの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...孤高狷介(けんかい)...   孤高狷介の読み方
太宰治 「虚構の春」

...」「狷介、結構です...   」「狷介、結構ですの読み方
太宰治 「清貧譚」

...孤高狷介のこの四十歳の天才は...   孤高狷介のこの四十歳の天才はの読み方
太宰治 「ダス・ゲマイネ」

...孤高狷介(けんかい)のこの四十歳の天才は...   孤高狷介のこの四十歳の天才はの読み方
太宰治 「ダス・ゲマイネ」

...頭の鋭い狷介(けんかい)な老人で...   頭の鋭い狷介な老人での読み方
田畑修一郎 「医師高間房一氏」

...本来は至極内気な、義理がたい、臆病といつてよいほどに用心深く、気の小さい、併しながら頗る見識高い、折々は人に憎まれるほど高慢のほのめく、親分や兄分になることを好く、狷介な、選り好みの何に附けてもむづかしい、さりとて面と向つては、至つて口数の寡い、優しい、おとなしい、ひよろ/\と痩せた、色の白い、目元に愛嬌のある、白い歯をチラと出して、冷かに笑ふ口元に忘れられぬ特質のある、先づは上品な下町式の若旦那であつた...   本来は至極内気な、義理がたい、臆病といつてよいほどに用心深く、気の小さい、併しながら頗る見識高い、折々は人に憎まれるほど高慢のほのめく、親分や兄分になることを好く、狷介な、選り好みの何に附けてもむづかしい、さりとて面と向つては、至つて口数の寡い、優しい、おとなしい、ひよろ/\と痩せた、色の白い、目元に愛嬌のある、白い歯をチラと出して、冷かに笑ふ口元に忘れられぬ特質のある、先づは上品な下町式の若旦那であつたの読み方
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」

...狷介さが殺氣さへおびてみえるのである...   狷介さが殺氣さへおびてみえるのであるの読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...酒と狷介(けんかい)に煩(わずら)わされて...   酒と狷介に煩わされての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...狷介なのが玉に傷...   狷介なのが玉に傷の読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...削(そ)ぎ立てたようなトゲトゲした顔を狷介(けんかい)にふり立て...   削ぎ立てたようなトゲトゲした顔を狷介にふり立ての読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...狷介(けんかい)な人物だといふことであつた...   狷介な人物だといふことであつたの読み方
森鴎外 「津下四郎左衛門」

...――あの人は本当は狷介(けんかい)なのかもしれない...   ――あの人は本当は狷介なのかもしれないの読み方
山本周五郎 「いさましい話」

...もっと狷介(けんかい)な闘志満々たる態度と...   もっと狷介な闘志満々たる態度との読み方
山本周五郎 「夜明けの辻」

...師のそういう狷介(けんかい)なところには...   師のそういう狷介なところにはの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...儀は狷介(けんかい)」とは...   儀は狷介」とはの読み方
吉川英治 「三国志」

...不覊狷介(ふきけんかい)...   不覊狷介の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「狷介」の読みかた

「狷介」の書き方・書き順

いろんなフォントで「狷介」

「狷介」の英語の意味


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