例文・使い方一覧でみる「杳」の意味


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...その後(えう)として消息を聞かないが...   その後杳として消息を聞かないがの読み方
芥川龍之介 「戯作三昧」

...山路を三里素足で歩いた方が(はる)か優(ま)しだ...   山路を三里素足で歩いた方が杳か優しだの読み方
石川啄木 「天鵞絨」

...博士の消息は(よう)として聞えなかった...   博士の消息は杳として聞えなかったの読み方
海野十三 「キド効果」

...その行動も事件発生の三週間前から(よう)として謎に包まれているのにも拘(かかわ)らず...   その行動も事件発生の三週間前から杳として謎に包まれているのにも拘らずの読み方
海野十三 「地球発狂事件」

...朝鮮へ出発して以来(よう)として消息のない...   朝鮮へ出発して以来杳として消息のないの読み方
江戸川乱歩 「双生児」

...さがしてみたがとして手がかりがなかった...   さがしてみたが杳として手がかりがなかったの読み方
田中貢太郎 「竹青」

...頭目モーナルーダオはその後(よう)として行方がわからなかったが...   頭目モーナルーダオはその後杳として行方がわからなかったがの読み方
中村地平 「霧の蕃社」

...十一十二もつい紙上へは(よう)たる有様で暮してしまった...   十一十二もつい紙上へは杳たる有様で暮してしまったの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...として行方を知らず...   杳として行方を知らずの読み方
萩原朔太郎 「氷島」

...彼はあの翌朝早々と丹沢山中の某所に石斧の採集に赴いたといふ下婢の伝へでとしてその行方がわからなかつた...   彼はあの翌朝早々と丹沢山中の某所に石斧の採集に赴いたといふ下婢の伝へで杳としてその行方がわからなかつたの読み方
牧野信一 「冬物語」

...豈計らんや其後はとして便りもなく……」――「……定めし御勉学に専念中のこととは存ずれども――」ハガキは私の田舎からの母親の文字だつた...   豈計らんや其後は杳として便りもなく……」――「……定めし御勉学に専念中のこととは存ずれども――」ハガキは私の田舎からの母親の文字だつたの読み方
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」

...今井は然(ようぜん)として死(しん)だ...   今井は杳然として死だの読み方
松崎天民 「友人一家の死」

......   の読み方
三好達治 「間花集」

...訓みを同じくして樹(はるき)をつけたのもある...   訓みを同じくして杳樹をつけたのもあるの読み方
柳田国男 「故郷七十年」

...(よう)としてその消息をたったままとなり来りました...   杳としてその消息をたったままとなり来りましたの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...その武蔵の名は(よう)としてこの江戸には聞かなかった...   その武蔵の名は杳としてこの江戸には聞かなかったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...ついに(よう)として三十幾年か...   ついに杳として三十幾年かの読み方
吉川英治 「忘れ残りの記」

...あたりに立っている松の木も茅萱(ちがや)の穂も全く現代のものではない様なかなかな心地になって来るのであった...   あたりに立っている松の木も茅萱の穂も全く現代のものではない様な杳かな杳かな心地になって来るのであったの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「杳」の読みかた

「杳」の書き方・書き順

いろんなフォントで「杳」


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