例文・使い方一覧でみる「杳」の意味


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...(よう)としてわからない...   杳としてわからないの読み方
芥川龍之介 「さまよえる猶太人」

...(えう)として行方(ゆくへ)を失つた儘(まま)...   杳として行方を失つた儘の読み方
芥川龍之介 「近頃の幽霊」

...(はる)かに水の音がきこえる...   杳かに水の音がきこえるの読み方
大下藤次郎 「白峰の麓」

...さがしてみたがとして手がかりがなかった...   さがしてみたが杳として手がかりがなかったの読み方
田中貢太郎 「竹青」

...(はる)かに遠い過去に没し去つた...   杳かに遠い過去に没し去つたの読み方
田山花袋 「ある僧の奇蹟」

...取り留めもないかな想念...   取り留めもない杳かな想念の読み方
豊島与志雄 「轢死人」

...漠然(ばくぜん)として(はる)かで...   漠然として杳かでの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...竟難知...   杳竟難知の読み方
夏目漱石 「思い出す事など」

...それっきり(よう)として判りませんが...   それっきり杳として判りませんがの読み方
野村胡堂 「江戸の火術」

...どの女も、蒲団の中の匂ひは同じなのだなと、直吉は、遠くかに、どよめくやうな、万歳々々の声を耳にしてゐた...   どの女も、蒲団の中の匂ひは同じなのだなと、直吉は、遠く杳かに、どよめくやうな、万歳々々の声を耳にしてゐたの読み方
林芙美子 「瀑布」

...ナホモカナ穹窿ヲ犇イテヰルノカ...   ナホモ杳カナ穹窿ヲ犇イテヰルノカの読み方
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」

...彼はあの翌朝早々と丹沢山中の某所に石斧の採集に赴いたといふ下婢の伝へでとしてその行方がわからなかつた...   彼はあの翌朝早々と丹沢山中の某所に石斧の採集に赴いたといふ下婢の伝へで杳としてその行方がわからなかつたの読み方
牧野信一 「冬物語」

...今井は然(ようぜん)として死(しん)だ...   今井は杳然として死だの読み方
松崎天民 「友人一家の死」

...然方覚思君滋...   杳然方覚思君滋の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...「旧歓渺多年夢...   「旧歓杳渺多年夢の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...行方も(よう)として知れぬという報告であった...   行方も杳として知れぬという報告であったの読み方
吉川英治 「三国志」

...(よう)としてわからない...   杳としてわからないの読み方
吉川英治 「親鸞」

...あたりに立っている松の木も茅萱(ちがや)の穂も全く現代のものではない様なかなかな心地になって来るのであった...   あたりに立っている松の木も茅萱の穂も全く現代のものではない様な杳かな杳かな心地になって来るのであったの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「杳」の読みかた

「杳」の書き方・書き順

いろんなフォントで「杳」


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