...ミミズのようにまがりくねる指を持っていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...日頃のつむじまがりもどこへやら...
海野十三 「大使館の始末機関」
...あと足のまがりかたが...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...一つのまがりかどをまがって...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...通称七曲(ななまがり)と言う急坂を登って丘上に出て...
知里真志保 「あの世の入口」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...幾曲(いくまがり)の廊下に隔てたれば...
夏目漱石 「草枕」
...腰のまがりかかったおじいさんまで...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...広い廊下をいくまがり...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...根性まがりの継母さへゐなかつたら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...可笑しい/\口まがりにはどうしてもつかまらない...
牧野信一 「池のまはり」
...水のしぶきは大船のまがりくねった黒い船首から飛び散って...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「剣のうた」
...その途中で大曲(おおまがり)で一泊して六郷を通り過ぎた時に...
正岡子規 「くだもの」
...どうしてもねじまがりにくい方向へ自分の頸をねじまげようとしているようで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...石蒜は和名したまがり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...こんな屋根裏に室借(まがり)する男ごころのおもしろさ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...なにをッ、なにをッと、引けどねじれど、鉄杖(てつじょう)のほうが、まがりそうで、六部のからだはいぜんとしている...
吉川英治 「神州天馬侠」
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