...あつい船板がまがり...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...臍(へそ)まがりの博士に又えらく臍をまげられては特使の目的を達することは出来ないと...
海野十三 「共軛回転弾」
...まがりかたがちがっているからね...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...むこうのまがりかどまでは百メートルもあり...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...一つのまがりかどをまがって...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...手足は折れまがり...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...廊下のまがりかどにかくれて...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...雨も春とほく白波が見えて松のまがりやう裸木に一句作らしたといふ猿がしよんぼりぬくい雨となる砂の足あとどうやら晴れてる花ぐもりの水平線・春の海のどこからともなく漕いでくるこれから旅も...
種田山頭火 「旅日記」
...方角(はうがく)をかへて雷門(かみなりもん)の辺(へん)では神谷(かみや)バーの曲角(まがりかど)...
永井壮吉 「吾妻橋」
...間もなく酒屋の前の曲角(まがりかど)にポストの立っている六丁目の停留場である...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...足音を忍ばせて「口まがり」の傍へ近づいた...
牧野信一 「池のまはり」
...「口まがり」は直ぐに気がついて...
牧野信一 「池のまはり」
...」ハーシュはそっちの方へ路をまがりながら貰(もら)って来た大きな名刺を見ました...
宮沢賢治 「車」
...十曲(とまがり)峠をすぐ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二三間(げん)先の曲角(まがりかど)でまた...
與謝野晶子 「帰つてから」
...まがり廊下の横合いから...
吉川英治 「神州天馬侠」
...小石川の大曲(おおまがり)で...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...床柱にかかった鼻まがりの天狗の面が掛け物の上に横面黒像を映している...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
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