...ぽっぽう...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...ぽっぽ――あの三人は町へ遊びに出掛ける処なんです...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...ぽう、ぽっぽ――あれ、ね、娘は髪のもつれを撫(なで)つけております、頸(えり)の白うございますこと...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...ぽっぽ――髷の鬢(びん)を撫でつけますよ...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...ぽっぽ――可哀相ですけど...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...油煙(ゆえん)がぽっぽと立つ 低い茅(かや)の軒(のき)へ火がつきやしないかと思われる...
伊藤左千夫 「八幡の森」
...ぽっぽっと火照った顏や...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...ででっぽっぽうも鳴いている...
外村繁 「澪標」
...蓆からぽっぽっと湯気が立っていた...
豊島与志雄 「丘の上」
...湯気がぽっぽと立っている...
豊島与志雄 「真夏の幻影」
...鳩ぽっぽ鳩ぽっぽと云う唄が出来るかも知れない...
林芙美子 「新版 放浪記」
...「だが懐中(ぽっぽ)に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...彼はからかい半分彼女たちのことを「鳩ぽっぽ」と呼んでいた...
堀辰雄 「恢復期」
...そして子供たちが「鳩ぽっぽ」で遊ぶようにそれで遊ぼうとしていた...
堀辰雄 「恢復期」
...鳩ぽっぽ鳩ぽっぽ ぽおっぽぽおっぽと飛んで来いお寺の屋根から下りて来いそこまで一人で歌ったけれ共...
宮本百合子 「悲しめる心」
...鳩ぽっぽ(レポータア)かと思ってたらどうしてなかなか偉いんだそうじゃないか」と云った...
宮本百合子 「刻々」
...「――鳩ぽっぽだわよ」そして...
宮本百合子 「刻々」
...そのままぽっぽらしいのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
便利!手書き漢字入力検索