...ぽっぽう...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...ぽっぽ...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...ぽっぽ――あの三人は町へ遊びに出掛ける処なんです...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...ぽっぽ――可哀相ですけど...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...油煙(ゆえん)がぽっぽと立つ 低い茅(かや)の軒(のき)へ火がつきやしないかと思われる...
伊藤左千夫 「八幡の森」
...そのとき、ぽっぽっと、鳩時計が時をうちはじめた...
海野十三 「四次元漂流」
...鏡のなかの私からぽっぽと湯気が立っているのを見た...
谷譲次 「踊る地平線」
...得意気ににこにこ笑いながら――火の点いた四半パイントの半分のブランディでぽっぽと燃え立っている...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...水のうえには荷物船やぽっぽ蒸汽が忙しそうに往来し...
徳田秋声 「縮図」
...ででっぽっぽうも鳴いている...
外村繁 「澪標」
...ぽっぽっと音させつつ...
直木三十五 「南国太平記」
...懐中(ぽっぽ)に...
直木三十五 「南国太平記」
...鳩ぽっぽ鳩ぽっぽと云う唄が出来るかも知れない...
林芙美子 「新版 放浪記」
...彼はからかい半分彼女たちのことを「鳩ぽっぽ」と呼んでいた...
堀辰雄 「恢復期」
...そして子供たちが「鳩ぽっぽ」で遊ぶようにそれで遊ぼうとしていた...
堀辰雄 「恢復期」
...亡くなる少し前に鳩ぽっぽの歌を覚え初めた...
宮本百合子 「悲しめる心」
...「――鳩ぽっぽだわよ」そして...
宮本百合子 「刻々」
...そのままぽっぽらしいのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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