...ひろがる肉体わたしのこゑはほら貝のやうにとほくひろがる...
大手拓次 「藍色の蟇」
...わたしはだんまりのほら貝のうちにかくれる...
大手拓次 「藍色の蟇」
...古いほら貝を持出したり...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...宝蔵倉(ほうぞうぐら)からほら貝をとり出してきました...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...おどろいたことにもうそのほら貝は...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...そのほら貝はよい音で鳴ったのです...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...ほら貝もふかれました...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...ほら貝やラッパはもう鳴りませんでした...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...太陽は無限に遠く光線のさしてくるところに ぼうぼうといふほら貝が鳴る...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...さうしてほら貝みたいな瞳(め)だまをひらきまつ青な顏をしてかうばうたる海や陸地をながめてゐるのさ...
萩原朔太郎 「定本青猫」
便利!手書き漢字入力検索