...ほうぼう雪が白くつもって...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「もみの木」
...ほうぼうの店や宿屋(やどや)から...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...ほうぼうの金庫(きんこ)や銭箱(ぜひばこ)から舞(ま)いあがってきた金貨のゆくえを知ったら...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...わしの屋敷のまわりには、ほうぼうに、テレビのしかけがしてあって、そのそばに、強い電灯がついているのだ...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...ほうぼうさがしたあとで...
江戸川乱歩 「怪人と少年探偵」
...処々方々(しょしょほうぼう)へ電話をかけさして...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...まだ何んにも纏まったことはわかって居ないのだ」巧みに鋒鋩(ほうぼう)を避けて...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...諸方(ほうぼう)から人が出て来たが盗棒はいなかった...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...兄はかわいそうにそんなにほうぼうかけ廻ることはできませんわ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...茜と二人でほうぼう逃げ廻りました...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ほうぼうの部屋からしきりに水の流れる音がきこえてきた...
久生十蘭 「金狼」
...〈遺産相続の通知〉なんていうあざとい手紙をほうぼうへ送りつける...
久生十蘭 「金狼」
...ほうぼうからうるさく問い合わせてくる電話の応接もたいてい済んだので...
平林初之輔 「五階の窓」
...方々(ほうぼう)の土地(とち)に出来る品物(しなもの)がどんどんわたしたちのところへ運(はこ)ばれて来ますし...
アナトール・フランス 岸田國士訳 「母の話」
...ほうぼうの坑道(こうどう)の出会う場所のそう遠くないことを...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...われわれはほうぼう旅している間に...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...二組三組に分かれてほうぼうの室の炬燵(こたつ)にあたっている...
水野葉舟 「黄昏」
...最近だいぶ方々(ほうぼう)に名が出て来たようですが...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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