...ほうぼうに首をむけて...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...そしてほうぼうのスイッチを入れたり...
海野十三 「金属人間」
...東京のほうぼうの町に...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...住まいもほうぼうにあるのです」「主人の職業は?」「それが...
江戸川乱歩 「影男」
...このうちのほかにも、ほうぼうに、ふしぎなうちをもっている...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...「ほうぼうへ、電報を打たなくてもいいかしら」私はかえって、しんと落ちついて言った...
太宰治 「斜陽」
...とほうぼうから強迫されて...
太宰治 「パンドラの匣」
...ほうぼうにオスロ青年団の建てたへフティを記念する石柱がある...
谷譲次 「踊る地平線」
...ほうぼうに鳴らない玄関の呼び鈴が珍しくないところから見ると私と同じ場合はかなりに多いかもしれない...
寺田寅彦 「断水の日」
...狼の遠吠みたいな声を出させるんですもの」お組はチラリと鋒鋩(ほうぼう)を出しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...諸方(ほうぼう)から人が出て来たが盗棒はいなかった...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...ほうぼうの寺に御開帳があったから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ほうぼうの部屋の時計が十一時を打つのが聞こえた...
平林初之輔 「五階の窓」
...おれはほうぼうの下宿で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...その時にほうぼうの織物師が力いっぱいに念を入れて作り出した厚織物の細長や小袿(こうちぎ)の仕立てたのを源氏は手もとへ取り寄せて見た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ほうぼうから弔問の使いが来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...じっさいはただほうぼうの家から...
柳田国男 「母の手毬歌」
...未来の鋒鋩(ほうぼう)を蔵しつつ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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