例文・使い方一覧でみる「ふて寝」の意味
スポンサーリンク...それからお前たちつがひの剥製（はくせい）……狐ふて寝だな... 
芥川龍之介 「動物園」
...彼の発火管が種切れになっていつものように彼がふて寝をしてしまうであろう頃合を待って...
牧野信一 「ゼーロン」
...恰度奴が秣草を喰ひ飽きてふて寝の夢に陥入つたころを見はからつて...
牧野信一 「剥製」
...終日終夜入口の方に背を向けたまゝ「ふて寝」の惰眠に耽つてゐるといふ専ら噂であつた...
牧野信一 「夜見の巻」
...食ふて寝ておきて又食ふといふ様な走尸行肉となるを愧づるものなれば...
正岡子規 「読書弁」
...ふて寝でもしているように邪魔者扱いにし...
室生犀星 「舌を噛み切った女」
...あの日はいちんちふて寝しちゃったよ...
山本周五郎 「季節のない街」
...刺繍（ぬい）の枕にふて寝のすがただ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ふて寝とあるからには後ろ向き...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ふて寝しているらしいから」「じゃあ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...やけ酒くらって今夜も葦を屏風（びょうぶ）にふて寝してるッてえと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ところが留守のうちに一人部屋へ入ってふて寝をしていた奴がある...
吉川英治 「新・水滸伝」
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