...家具には曲物が使われている...
...彼は曲物の職人として有名だ...
...このテーブルの脚は曲物でできている...
...曲物の技術は、古くから伝わっている...
...このチェアの背もたれは美しい曲物が施されている...
...暗い中に曲物(まげもの)が沢山ある...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...六郎は曲物(くせもの)と思ったので...
田中貢太郎 「頼朝の最後」
...六郎は曲物が斃(たお)れるだろうと思ったが...
田中貢太郎 「頼朝の最後」
...村落(むら)の者(もの)が飮(の)んでる後(うしろ)から木陰(こかげ)に佇(たゝず)んで居(ゐ)た乞食(こじき)がぞろ/\と來(き)て曲物(まげもの)の小鉢(こばち)を出(だ)して要求(えうきう)した...
長塚節 「土」
...實川の谷奧に小屋掛して曲物(まげもの)を作つてゐる平野重太郎といふ老人と連れ立つ...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...其の曲物の原料はタウヒである處から...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...「さすらい人の幻想曲」「アテネの廃墟の幻想曲」などリスト得意の編曲物だが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...曲物が物の蔭に隱れて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...練薬は曲物(まげもの)に入れ...
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」
...「私は皇帝の親日的態度というのがどうも曲物だと思っていたのです...
久生十蘭 「魔都」
...白樺の皮でつくった曲物(まげもの)だの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...この曲物(まげもの)は塩見の甘酒(あまざけ)...
村井弦斎 「食道楽」
...曲物(まげもの)の留(と)めに利用せられた...
柳宗悦 「樺細工の道」
...曲物と桜皮とはつきものである...
柳宗悦 「樺細工の道」
...手彫(てぼり)の刳鉢(くりばち)や曲物(まげもの)の手桶や...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...この町はむしろ曲物(まげもの)の仕事で記憶されてよいでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...伊奈(いな)から飯田にかけての渓谷の村々でも時折曲物の技を見かけます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...他では杉か檜(ひのき)の曲物細工(まげものざいく)でありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
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